例を渡すときの数と選び方
例を渡すと結果が安定します。数と選び方を試しました。

この記事の結論
- 例は2つか3つで十分
- 似た例を並べると、幅が狭くなる
- 避けたい例も添えると効く
- 例は2つか3つで十分
- 似た例を並べると、幅が狭くなる
- 避けたい例も添えると効く
こうしてほしい形を言葉で説明するより、例を渡すほうが速い。数と選び方を試した。
説明より例が速い
言葉で説明していた時期と比べる。
- 言葉だと、長くなる
- それでも、意図が伝わらない
- 例を1つ渡すと、伝わる
3つ目が実感だ。形は、見せるほうが速い。
1つだと狭くなる
最初は、例を1つ渡していた。
- その例に、そのまま似たものが返る
- 言い回しまで真似される
- 幅が無くなる
2つ目が困る。形だけ真似してほしいのに、内容も寄る。
2つか3つにする
数を増やして試した。
- 2つだと、共通点が形として伝わる
- 3つだと、より安定する
- 5つを超えると、差が出ない
3つ目で止めた。増やしても、結果は変わらなかった。
違う内容の例を選ぶ
選び方も重要だった。
- 内容が違うものを並べる
- 形だけ共通しているものを選ぶ
- 似た内容を2つ入れない
2つ目が狙いだ。共通しているのが形だけなら、形が伝わる。
似た例を並べた失敗
似たものを並べて、失敗したことがある。
- 同じ話題の例を3つ渡した
- その話題に寄った出力が返った
- 形ではなく、内容を真似された
3つ目が原因だ。共通点が内容だと、内容が真似される。
公式の数字
数には目安が示されている。公式ガイドは「最良の結果を得るには3〜5個の例を含めること」としている。
選び方の条件は、関連性・多様性・構造の3つ。加えてガイドは、例そのものの妥当性を点検させる使い方も挙げている。「用意した例について、関連性と多様性を評価させたり、最初の数個を元に追加の例を作らせたりもできる」。
1個だと形が固まらず、10個以上だと文脈を食う。3〜5個を、わざと違う種類で選ぶのが落とし所になる。
出典: Anthropic「Prompting best practices」(2026年10月12日確認)
避けたい例も渡す
よい例だけでなく、悪い例も添えている。
- 「こういうのは避けて」と1つ渡す
- 何が駄目か、1行添える
- 理由が無いと、どこが駄目か分からない
3つ目が条件だ。例だけでは、何を避けるか伝わらない。
自分が書いたものを使う
例は、自分が書いたものから取っている。
- 過去に書いた記事を使う
- 自分の書き方が伝わる
- 他から取った例は使わない
3つ目を守っている。他人の文章を例として渡すのは、避けている。
長さを揃える
例の長さも考えている。
- 渡す例は、同じくらいの長さにする
- 長さが違うと、どれに寄るか分からない
- 求める長さに近いものを選ぶ
3つ目が効く。例の長さが、出力の長さを決める。
一部だけ渡す
全文ではなく、一部を渡すこともある。
- 見出しの付け方だけ渡す
- 書き出しの数行だけ渡す
- 知りたい部分だけ切り出す
3つ目が効率的だ。全文だと、どこを真似してよいか分からない。
何を真似してほしいか書く
例を渡すとき、観点も添えている。
- 「見出しの付け方を真似して」
- 「内容は真似しないで」
- 「長さと構成だけ合わせて」
2つ目が効いた。真似してほしくない部分を書く。
例を更新する
渡す例も、見直している。
- 自分の書き方が変わったら、例も変える
- 古い例を使うと、古い形に戻る
- いまの書き方に近いものを選ぶ
2つ目が起きた。以前の書き方の例を使っていた。
例を貯めておく
使う例は、まとめて持っている。
- 用途ごとに、2〜3本選んでおく
- すぐ貼れる形にしておく
- 毎回探さない
3つ目が目的だ。探す時間がかかると、例を渡さなくなる。
コードでも使う
同じやり方は、コードでも使える。
- 既存のコードを例として渡す
- 「この書き方に合わせて」と添える
- 書き方が揃う
3つ目が利点だ。説明するより、既存のコードを見せるほうが揃う。
効かなかった渡し方
試して効果が無かったものも書く。
- 完璧な例を1つだけ渡す
- 例を10個渡す
- 例に説明を長く付ける
3つ目は、説明が長いと、例の意味が薄れる。
例が要らない場面
例が不要な場面もある。
- 形が決まっている作業
- 一問一答の質問
- 形より内容が重要な場合
3つ目では、例が邪魔になる。形を真似されて、内容が薄くなる。
あわせて読む
- 半年使って、効くと確認できた書き方だけ並べる — 検証して残ったものを、まとめて書きます。
- 指示文に「あなたは〇〇です」と書くのは、効く場合と効かない場合がある — 役割を与える書き方の効果を、同じ作業で比較しました。万能ではなく、効く条件がはっきりしています。
- 例だけでなく、反例も出させると理解が深まる — うまくいく例だけでは、どこまで通用するか分かりません。
まとめ
- 形は、言葉で説明するより例を見せるほうが速い
- 例は2つか3つ。増やしても結果は変わらない
- 内容が違い、形だけ共通している例を選ぶ
- 真似してほしくない部分も書く
- 例は自分が書いたものから取り、すぐ貼れる形で持つ
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