場面のつなぎを自分で書いたら、尺の計算を間違えた

重なっている時間ぶん全体が短くなります。手で計算すると必ずどこかでずれるので、任せることにしました。

この記事の結論

  1. つなぎは、2つの場面が重なっている時間のこと
  2. 重なるぶん、全体の長さは短くなる
  3. 手で計算すると、場面を1つ足すたびに全部ずれる
  • つなぎは、2つの場面が重なっている時間のこと
  • 重なるぶん、全体の長さは短くなる
  • 手で計算すると、場面を1つ足すたびに全部ずれる

場面の切り替わりを作った。最初は自分で書いて、尺の計算で詰まった。

重ねて消す・押し出す・めくるの3種類。4場面を3つのつなぎで結んでいる

何が難しいのか

場面を順に並べるだけなら簡単だ。1つ目が0〜45、2つ目が45〜90。

ところが「重ねながら切り替える」と、45フレーム目から15フレームぶん2つが同時に映る。2つ目の開始は45ではなく30になる。3つ目、4つ目と進むほど、ずれが積み上がる。

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自分で書いて間違えた

最初は開始位置を手で書いた。4場面なら、0・30・60・90。全体の長さは135。

ここで場面を1つ増やすと、後ろ全部の数字を書き直すことになる。1か所でも直し忘れると、そこだけ映像が飛ぶか、黒い画面が入る。実際に1つ忘れて、原因を探すのに時間を使った。

任せたら考えることが減った

つなぎ用の仕組みを使うと、重なるぶんを自動で引いてくれる。

書くのは「各場面の長さ」と「つなぎの長さ」だけでよい。開始位置という概念が消える。場面を途中に1つ挿しても、後ろは何も直さなくてよい。

全体の長さの出し方

長さは引き算で出る。

45 × 4 - (15 + 15 + 15) = 135

場面の合計から、つなぎの合計を引く。これを知らずに180と書いていたので、最後に45フレームぶんの黒い画面が残っていた。プレビューの最後まで見ないと気づかない種類の間違いだ。

3種類を比べて

種類向く場面
重ねて消す場面の関係が薄いとき。いちばん無難
押し出す順番や進行があるとき
めくる対比を見せるとき

迷ったら重ねて消す。押し出すは方向に意味が出るので、戻る場面で右から押し出すと違和感が残る。

つなぎの長さ

15フレーム、つまり0.5秒にした。

  • 短すぎると、切り替わったことに気づかない
  • 長すぎると、どちらの場面も読めない時間が増える
  • 文字が載っている場面では、短めのほうがよい

文字を読ませる動画では、つなぎは短いほどよかった。重なっている間は、どちらの文字も読めないからだ。

間違いに気づけた理由

黒い画面が最後に残っていたことに気づいたのは、書き出したファイルを最後まで見たからだった。

作業中はプレビューで気になる場面だけを行き来するので、終わりまで通して見ることが少ない。書き出したあとに一度は通しで見るのを手順に入れた。10秒の動画なら10秒で済む確認で、これをしないと公開後に気づくことになる。

場面の数を先に決める

作りながら場面を足していくと、つなぎの種類もばらばらになった。

先に「4場面」と決めてから中身を考えると、1場面に入れる情報量が自然に決まる。入れたいものが5つあるなら、どれかを捨てるか、場面を5つにするかを最初に決める。あとから足すと、全体の長さも見直すことになる。

つなぎを入れない選択

4場面のうち、1つはあえて何も入れずに切り替える作り方も試した。

ぱっと切り替わるほうが速くて小気味よい場面もある。つなぎは「入れると良くなる」ものではなく、必要なときだけ入れるものだった。全部につなぎを入れると、動画全体がもったりする。

動きの付け方で印象が変わる

押し出すときだけ、速さの変化を変えている。等速で押し出すと機械的だが、最初に速く動いて終わりで減速すると、物が滑ってきて止まったように見える。

重ねて消すほうは等速のままにした。濃さが変わるだけの動きに、速さの変化を付けても伝わらない。

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まとめ

つなぎで難しいのは見た目ではなく、時間の計算のほうだった。自分で書くと場面を足すたびに全部直すことになる。仕組みに任せて、考えるのを「各場面の長さ」と「つなぎの長さ」の2つに減らしたら、作り直しが楽になった。

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