短い指示と長い指示、どちらが良いかは作業で決まる
どちらが正しいという話ではありませんでした。使い分けの基準です。

この記事の結論
- 探索したいときは短く、固定したいときは長く
- 長い指示は、外れたときの損が大きい
- 往復できる状況かどうかで決まる
- 探索したいときは短く、固定したいときは長く
- 長い指示は、外れたときの損が大きい
- 往復できる状況かどうかで決まる
短い指示が良いという話も、丁寧に書くべきという話も見る。実際には、作業によって変わると分かった。
短い指示が向く場合
こういう作業では、短く始めるほうがよい。
- 何が出てくるか分からない探索
- 案を広く出したいとき
- 初めてやる作業
3つ目が重要だ。何を指定すべきか分からない段階で、長く書いても的外れになる。
長い指示が向く場合
逆に、こういう作業では丁寧に書く。
- 何度も繰り返す作業
- 出力の形が決まっているもの
- やり直しが効かないもの
3つ目が条件だ。1回で決めなければならないなら、情報を全部渡す。
やり直しが効くか
判断の軸は、ここにあった。
- 往復できるなら、短く始めて直す
- 往復できないなら、最初に全部書く
- 人に渡す指示は、往復できない
3つ目を見落としていた。渡された側は、こちらに聞き返せないことがある。
長い指示の問題
長く書くと、こういう問題が出る。
- 書くのに時間がかかる
- 外れたとき、どこが悪いか分からない
- 条件同士が矛盾することがある
3つ目が起きやすい。「簡潔に」と「詳しく」を両方書いていることがあった。
短い指示の問題
短くすると、別の問題が出る。
- 往復の回数が増える
- 毎回違う結果になる
- 人に渡せない
2つ目が、繰り返す作業では致命的だ。同じ品質で出し続けられない。
指示が長くなる原因
気づくと長くなっている場合、原因は決まっていた。
- 過去に外れた経験から、条件を足し続けている
- 一度足した条件を、見直していない
- 効いているか確認していない
2つ目が積み重なる。外れるたびに1行足していくと、半年で十数行になる。足した条件を定期的に外して、結果が変わるか試すようにした。外しても変わらない条件は、効いていなかったということになる。
中間の形
実際には、中間が多い。
- 前提は定型として固定する
- 依頼の本体は、短く書く
- 外れたら、条件を足す
この形が、ほとんどの作業に合った。固定する部分と、毎回変える部分を分ける。
長さの変化
同じ作業でも、時間とともに変わる。
- 最初は短く始める。何が必要か分からない
- 往復しながら、必要な条件が分かる
- 固まったら、定型にして長く書く
3つ目に至るまでに、数回の往復が要る。最初から定型は作れない。
人の指示を参考にする
他の人が書いた指示を見ると、学べることがある。
- 自分が書かない条件が入っている
- なぜそれを書くのか考える
- 自分の作業に合うなら、取り入れる
3つ目の判断が要る。そのまま真似ても、作業が違えば効かない。条件の意図を理解してから、自分の文脈に置き換える。公開されている指示をそのまま使って、結果が良くならなかったことが何度かある。
判断の手順
いまは、こう判断している。
- 往復できるか
- 何度もやる作業か
- 出力の形が決まっているか
3つとも「はい」なら長く、どれかが「いいえ」なら短く始める。
長さと質の関係
長く書けば良くなるわけではなかった。
- 5行を超えると、効果が頭打ちになる
- 10行を超えると、守られない条件が出てくる
- 条件が多いほど、優先順位の判断が入る
3つ目が理由だと考えている。条件が3つなら全部守れるが、10個あるとどれかが犠牲になる。書いた条件の数と、守られる条件の数は一致しない。本当に必要な条件だけに絞るほうが、結果として守られる。
どちらでもよい場合
迷ったときは、短いほうを選んでいる。
- 短く始めるほうが、着手が速い
- 必要なら、後から足せる
- 長く書いて外すより、損が小さい
3つ目が理由だ。足すのは簡単だが、書いた時間は戻らない。
まとめ
- 判断の軸は、往復できるかどうか
- 探索・初めての作業は短く始める
- 繰り返す作業・人に渡す指示は長く書く
- 前提は固定し、依頼の本体は短く書く中間が多い
- 迷ったら短く。足すのは簡単だが、書いた時間は戻らない
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