うまくいった出力を、次に使えるよう保存する形を決めた
良い結果が出ても、次に再現できませんでした。何を残せばよいか整理した話です。

この記事の結論
- 出力だけ保存しても、次に再現できない
- 指示・条件・結果の3つを組で残す
- 何が効いたかを1行書くと、応用できる
- 出力だけ保存しても、次に再現できない
- 指示・条件・結果の3つを組で残す
- 何が効いたかを1行書くと、応用できる
良い結果が出たとき、その出力だけ保存していた。次に同じことをしようとして再現できず、残し方を変えた。
出力だけでは足りない
結果だけ残しても、こうなった。
- どう頼んだか思い出せない
- 同じように頼んでも、違うものが返る
- 何が効いたのか分からない
3つ目が本質だ。再現できないものは、知見として蓄積されない。
3つを組で残す
いまは、この3つを一組にしている。
- 投げた指示の全文
- そのときの条件(どのサービス、どの設定)
- 返ってきた出力
2つ目を忘れやすい。サービスや設定が違えば、同じ指示でも結果が違う。
効いた点を書く
さらに、1行だけ考察を添えている。
- 何が効いたと思うか
- 前回と何を変えたか
- 次に試すこと
1つ目は推測で構わない。書いておくと、次に検証できる。
保存する基準
何でも残すと探せなくなるので、基準を決めた。
- 1回で満足な結果が出たもの
- 何度も使いそうなもの
- 失敗したが、理由が分かったもの
3つ目も残している。失敗の記録は、同じ失敗を防ぐ。
形式を揃える
探せるよう、書き方を固定した。
## (何をしたか)
日付 / サービス名
### 指示
(全文)
### 結果
(要点だけ。全文は長い場合がある)
### 効いた点
(1行)結果は全文でなくてよい。再現できることが目的で、結果を保管することが目的ではない。
定型に昇格させる
溜まった記録から、定型を作っている。
- 同じ指示を3回使ったら、定型にする
- 定型は別のファイルに移す
- 元の記録は、経緯として残す
3つ目を残しておくと、なぜその形になったか分かる。
結果が長い場合
出力が長いとき、何を残すか迷った。全文を保存すると記録が膨らむ。
- 冒頭と末尾だけ残す。調子と結論が分かる
- 特に良かった部分を、引用として抜く
- 全文が要るものは、別のファイルに分けて置く
2つ目が実用的だった。残したいのは出力そのものではなく、どういう質のものが返ったかという目印だ。次に同じ指示を使ったとき、比べる基準があればよい。全文を残すと、記録を開くたびに長い文章を読み飛ばすことになる。
見返す仕組み
残しても見返さなければ意味がない。
- 新しい作業を始める前に、似た記録を探す
- 探すのは、記録を渡して聞く
- 月に1度、全体を眺める
2つ目が効く。自分で検索するより、内容で拾ってもらうほうが見つかる。
保存する場所
どこに置くかも、運用の続きやすさに関わる。
- 作業中に1手で開ける場所に置く
- 検索できる形式にする。テキストが扱いやすい
- サービスの中ではなく、手元に持つ
1つ目が守られないと、記録を取らなくなる。良い結果が出た瞬間に書かないと、その後は書かない。開くまでに3手かかる場所は、使われない場所だった。いまはファイル1つに追記するだけの形にしていて、開くのも検索するのも一瞬で済む。
残しすぎない
溜めすぎると、探すのが大変になる。
- 半年使っていないものは消す
- 定型に昇格したものは、元を整理する
- 似た記録は、1つにまとめる
3つ目を定期的にやっている。同じ内容の記録が3つあっても、使うのは1つだ。
結果が再現しないとき
同じ指示を投げても、同じ結果にならないことがある。
- 出力には幅があるので、完全な一致は期待しない
- 方向が合っていれば、再現できたとみなす
- 方向まで変わるなら、条件が違う可能性を疑う
3つ目を確認するようになった。サービスの版が変わっていたり、設定が違っていたりする。記録に条件を書いていると、ここで役に立つ。条件が同じなのに方向が変わるなら、指示そのものが曖昧だったということになる。その場合は、条件を1つ足して記録を更新している。
共有する形にする
人に渡せる形も意識している。
- 自分の環境に依存する記述を外す
- 書き換える箇所を示す
- 何のための指示か、1行書く
渡せる形にしておくと、自分が半年後に見たときにも分かる。
まとめ
- 出力だけ残しても、次に再現できない
- 指示・条件・結果の3つを組で残す
- 何が効いたかを1行書くと、次に検証できる
- 失敗の記録も残す。同じ失敗を防ぐ
- 3回使った指示は、定型に昇格させる
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