人に教える資料を作るとき、まず自分の理解を確認する
教える資料を作ると、分かっていない部分が見つかります。

この記事の結論
- 教える資料を作ると、理解の穴が見つかる
- 説明できない箇所は、自分も分かっていない
- 穴を埋めてから、資料を作る
- 教える資料を作ると、理解の穴が見つかる
- 説明できない箇所は、自分も分かっていない
- 穴を埋めてから、資料を作る
人に教える資料を作る機会があった。作る過程で、自分の理解が足りない部分が見つかった。
資料を作る前に
いきなり資料を作らず、まず確認している。
(テーマ)について、初めての人に教えます。
- 説明すべき項目を、順に挙げてください
- それぞれ、なぜ必要かも書いてください
- 資料そのものは、まだ作らないでください出てきた項目で、自分が説明できないものを探す。
説明できない項目
実際に、いくつか出てきた。
- 使っているが、仕組みを知らないもの
- なんとなくやっているが、理由を説明できないもの
- 人から聞いた通りにやっているもの
3つ目が多かった。正しいかどうか、自分で確かめていない。
穴を埋める
説明できない項目は、先に調べている。
- 公式の説明書を読む
- 実際に試して確かめる
- それでも分からなければ、資料に含めない
3つ目の判断もする。分からないことを教えるのは、害になる。
順番を決める
項目が揃ったら、教える順番を決める。
- 前提が少ないものから
- すぐ試せるものを先に
- 理屈は、後からでよい
2つ目が重要だ。最初に動くものを触らせると、続く。
絞る
全部教えようとすると、受け取れない。
- 最初に伝えるのは3つまで
- それができてから、次を伝える
- 知っていることを全部話さない
3つ目が難しい。知っていると、関連することまで話したくなる。
資料の形
渡す資料の形も決めている。
- 1枚に収める
- 手順と、確認方法を書く
- 詰まったときの連絡先を書く
1つ目が条件だ。長い資料は読まれない。
教える前に自分で通す
資料を作ったら、自分で手順どおりにやってみる。
- 書いたとおりに進められるか
- 抜けている操作が無いか
- 所要時間が、見積もりと合うか
3つ目がよくずれる。自分なら5分の作業が、初めての人には20分かかる。慣れた人の所要時間を、そのまま伝えると相手が焦る。初めての人の時間で見積もるようにした。
一緒にやる
資料を渡すだけでは、使われなかった。
- 最初の1回を、横で一緒にやる
- その人の実際の作業を使う
- 結果を直すところまでやる
3つ目が定着を左右する。1回で満足な結果が出ないと、そこで終わる。
質問を資料に反映
教えた後に出た質問は、資料に足している。
- 同じ質問が2回来たら、書いていないということ
- 該当する箇所に追記する
- 資料が実態に合っていく
3つ目が運用の形だ。最初から完璧な資料は作れない。
相手の前提を聞く
資料を作る前に、相手のことを聞くようにした。
- どこまで知っているか
- 何のために覚えたいか
- どれくらい時間を使えるか
3つ目が内容を左右する。30分しか取れない人に、全体を教えても残らない。使える時間に収まる範囲まで、内容を絞る。足りなければ、2回目を設ければよい。
覚えなくてよいことを伝える
教える内容と同じくらい、教えないことも伝えている。
- いまは覚えなくてよい機能
- 後で必要になったら調べればよいこと
- 調べ方だけ伝える
3つ目が有効だ。全部を覚えてもらう必要は無く、必要になったときに自分で調べられる状態が目標になる。この線引きを示すと、相手の負担感が下がる。
教えて分かったこと
教える側として、気づいたことがある。
- 自分が詰まった箇所は、相手も詰まる
- 自分が飛ばした説明を、相手は飛ばせない
- 説明できない部分が、自分の理解の限界
3つ目が最も有用だった。教える準備が、自分の学習になる。
まとめ
- 資料を作る前に、説明すべき項目を洗い出す
- 説明できない項目は、自分も分かっていない
- 分からないことは、資料に含めない
- 最初に伝えるのは3つまで
- 資料を渡すだけでなく、最初の1回を一緒にやる
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