5か月で、指示の書き方がどう変わったか
最初に書いていた指示と、いまの指示を比べました。

この記事の結論
- 長くなり、そして短くなった
- 残ったのは、前提と判断の既定
- 効かない条件を捨てる作業が、最も効いた
- 長くなり、そして短くなった
- 残ったのは、前提と判断の既定
- 効かない条件を捨てる作業が、最も効いた
最初に書いていた指示文と、いまのものを比べた。経緯を記録する。
最初の指示
使い始めた頃は、短かった。
- 「〜について書いて」の一文
- 条件は書かない
- 返ってきたものを、そのまま使おうとする
3つ目が問題だった。一般的な内容しか返らない。
長くなった時期
次に、どんどん長くなった。
- 外れるたびに、条件を1つ足す
- 半年で、十数行になった
- 効いているか確認していない
3つ目が積み重なった。足した条件を、見直したことがなかった。
短くした時期
一度、全部外して試した。
- 条件を1つずつ外して、結果を比べる
- 外しても変わらない条件が、半分以上あった
- 5行まで減らした
2つ目が驚きだった。効いていると思っていた条件が、効いていなかった。
残った条件
いま残っているのは、この種類だ。
- 読者の想定
- 媒体と長さ
- 避けること
- 迷ったときの既定
4つ目が最も効いている。判断の余地を埋めると、結果がぶれない。
消えた条件
効かないと分かって消したものを挙げる。
- 役割の指定。言葉遣いしか変わらない
- 権威付けの形容。「経験豊富な」など
- 強調の繰り返し。「必ず」「絶対に」
3つ目が無駄だった。強調しても、守られる率は変わらなかった。
形が変わった
書き方の形も変わった。
- 文章で書いていたのが、箇条書きになった
- 項目ごとに分かれていると、見直しやすい
- どの条件が効いているか、検証しやすい
3つ目が運用に効く。文章だと、1つだけ外すのが難しい。
書き方の型
いま使っている形を、そのまま書いておく。
- 前提を4行。読者・媒体・長さ・避けること
- 依頼の本体を1〜2行
- 迷ったときの既定を1行
合計6行前後に収まる。前提より依頼が短いのは、前提が固定で依頼が毎回変わるからだ。前提は呼び出すだけなので、実際に打つのは2〜3行で済む。打つ量としては、使い始めた頃とほぼ同じになった。
定型にした
固まった部分は、定型として保存している。
- 3種類。記事用、調べ物用、文書用
- 短い文字列で呼び出せる
- 変わる部分は、毎回打つ
3つ目の分け方で、少し違う用途にも使える。
長さの推移
実際の行数を記録していたので、推移が分かる。
- 最初 — 1行
- 3か月目 — 十数行
- いま — 5行
山があって、下がった形になっている。増える時期は、何が効くか分からず足し続けていた。減らせたのは、検証する手段を持ってからだ。検証しなければ、いまも十数行のままだったと思う。
これから変わりそうな部分
まだ固まっていない部分もある。
- 長い作業の進め方
- 複数の工程をまたぐ指示
- 人に渡す形
3つ目が課題だ。自分用の指示を、そのまま人に渡すと伝わらない。
検証の方法
効いているか確かめる方法も、固まってきた。
- 条件を1つ外して、同じ依頼を出す
- 2つの結果を並べて読む
- 差が分からなければ、その条件は外す
3つ目の判断は、思い切りが要る。書いた条件には愛着があり、効いていると思いたくなる。差が分からないものは、効いていないと見なすと決めてから、指示が短くなった。
他の人の指示を見て
公開されている指示を見ることもあるが、そのままは使わない。
- 作業が違えば、効く条件も違う
- 意図を理解してから、自分の文脈に置き換える
- 検証してから採用する
3つ目を飛ばすと、効かない条件が増えるだけだ。実際、評判の良い書き方を取り入れて、自分の作業では差が出なかったことが何度かある。
5か月で分かったこと
最も大きい発見を1つ挙げる。
条件を足すより、効かない条件を捨てる作業のほうが効果が大きかった。足すのは簡単だが、捨てるには検証が要る。その検証をやらないと、指示は長くなる一方だった。
まとめ
- 短い → 長い → 短い、と変化した
- 外しても結果が変わらない条件が、半分以上あった
- 残ったのは、前提と判断の既定
- 箇条書きで書くと、1つずつ検証できる
- 足すより、効かない条件を捨てるほうが効果が大きい
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