確認の一覧を作らせると、自分では気づかない項目が出る
手順を作るとき、確認項目も一緒に作らせています。抜けが減りました。

この記事の結論
- 手順を作ると、確認項目まで考えない
- 一緒に作らせると、抜けが見つかる
- 出てきた項目は、絞ってから使う
- 手順を作ると、確認項目まで考えない
- 一緒に作らせると、抜けが見つかる
- 出てきた項目は、絞ってから使う
何かを作るとき、手順は考えても確認項目までは考えていなかった。一緒に作らせるようにしてから、見落としが減った。
頼み方
手順と一緒に、確認項目も求めている。
(作業の内容)を進めます。
手順と、各手順が終わった時点で
確認すべき項目を挙げてください。
確認項目は、できたかどうかが
はっきり判断できる形で書いてください。最後の1行が要点だ。曖昧な項目は、確認しても判断できない。
判断できる形とは
この違いで、使えるかどうかが決まる。
- 使えない — 「正しく動くこと」「問題がないこと」
- 使える — 「エラーが表示されないこと」「3つの画面で崩れないこと」
前者は何をもって正しいか分からない。確認したつもりになるだけだ。
出てきた項目の扱い
そのまま全部使わず、絞っている。
- 自分の環境に関係ないものを外す
- 確認に時間がかかりすぎるものを外す
- 重要なものを上に並べ替える
2つ目で半分近く減ることがある。網羅的に挙げられるので、実用の範囲に絞る。
自分では気づかない項目
出てきて「そうだった」と思う項目を挙げる。
- スマホの幅での表示
- 別のブラウザでの動作
- 権限が無い状態での見え方
- データが空のときの表示
4つ目は毎回忘れる。自分の環境にはデータがあるので、空の状態を見ていない。
一覧を残す
作った確認項目は、次に使えるよう残している。
- 作業の種類ごとに保存する
- 次に同じ作業をするとき、そのまま使う
- 漏れが見つかったら、追記する
3つ目を続けると、自分の失敗が蓄積された一覧になる。
記事の公開前にも使う
同じ考え方を、記事の確認にも使っている。
- 数字をすべて確認したか
- リンクがすべて開くか
- スマホで崩れていないか
どれもはい・いいえで答えられる形にしてある。
作る側と確認する側を分ける
同じやり取りの中で確認させると、甘くなることがある。
- 作らせた会話で「問題ないか」と聞くと、肯定されやすい
- 新しい会話で、成果物だけ渡して確認させる
- 作った経緯を知らない状態のほうが、指摘が出る
3つ目を試して差を感じた。経緯を知っていると、そこに至った理由まで考慮して評価してしまう。成果物だけを見せたほうが、読む人に近い立場で判断される。確認の工程は、作った工程と切り離すのが基本だと考えるようになった。
項目を増やさない
一覧が長くなると、使われなくなる。
- 12項目程度に収める
- 追加したいときは、何かを外す
- 使っていない項目を定期的に削る
3つ目をやると、実際に効いている項目だけが残る。
作業の前に見る項目
終わった後だけでなく、始める前の確認も作った。
- 控えを取ったか
- 戻す手順を把握しているか
- 作業してよい時間帯か
3つ目は公開中のサイトを触るときに効く。利用者が多い時間に触ると、壊れたときの影響が大きい。終わった後の確認より、始める前の確認のほうが被害を防ぐ。項目は3つだけだが、これを飛ばして失敗したことが何度かある。
人に渡す場合
確認項目を人に渡すときは、形を変えている。
- 確認の方法も書く。どう見れば分かるか
- 合格の基準を書く
- 駄目だった場合の連絡先を書く
1つ目が無いと、確認の仕方が人によって違う。
確認する順番
項目の並べ方にも意味がある。
- 直すのが大変なものを上に置く
- 公開設定の確認は、最後にまとめる
- 上から順にやれば、手戻りが起きない
3つ目が狙いだ。細かい誤字を直した後に、構成から直し直すことになると二度手間になる。影響の大きいものから見るという順番にしておけば、下のほうを直す段階では上はもう確定している。並べ替えただけで、確認にかかる時間が短くなった。
自動化できるものを分ける
項目のうち、機械的に確認できるものは仕組みにした。
- リンクが開くか — まとめて確認する道具がある
- 数字の抜き出し — 機械的にできる
- 目で見る判断 — 自分でやる
3つ目を絞ると、人がやる確認は数項目で済む。
まとめ
- 手順を作るとき、確認項目まで考えていない
- 一緒に作らせると、抜けが見つかる
- 「はっきり判断できる形で」と指定する
- 出てきた項目は、実用の範囲に絞る
- 漏れを追記していくと、自分の失敗の記録になる
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