メールの下書きに使うとき、そのまま送らないための工夫

整った文面が返りますが、自分の言葉ではなくなります。調整の仕方です。

この記事の結論

  1. 整った文面は、他人行儀になりやすい
  2. 要点だけ作らせて、文面は自分で整える
  3. 相手との関係によって、調子を変える
  • 整った文面は、他人行儀になりやすい
  • 要点だけ作らせて、文面は自分で整える
  • 相手との関係によって、調子を変える

メールの下書きを頼むと、整った文面が返る。そのまま送って、よそよそしいと言われたことがある。使い方を変えた記録を書く。

そのまま送った結果

返ってきた文面には、特徴があった。

  • 定型的な挨拶が入っている
  • 丁寧すぎて、距離を感じる
  • 要点が、前後の文に埋もれる

3つ目が実害だ。何を伝えたいのか、読む側が探すことになる。

要点だけ作らせる

いまは、文面ではなく要点を頼んでいる。

次の内容を相手に伝えます。
(伝えたいこと)

- 伝えるべき要点を、箇条書きで
- 抜けている情報があれば指摘
- 文面は書かないでください

3つ目が要点だ。文面を書かせると、自分の言葉でなくなる。

抜けの指摘が効く

最も役に立つのが、抜けの指摘だった。

  • 期限を書いていない
  • 誰が何をするか、書いていない
  • 相手が判断するための情報が足りない

3つ目がよくある。自分には自明な前提が、相手には無い。

関係で調子を変える

相手との関係によって、文面の調子は変わる。

  • 初めての相手 — 丁寧に、前提から書く
  • いつもの相手 — 簡潔に、要点だけ
  • 社内 — さらに簡潔に

この判断は、相手を知っているこちらにしかできない。

長いメールを短くする

逆に、自分が書いた長い文面を短くするのには使える。

次のメールを短くしてください。

- 要点は落とさない
- 言い回しは変えてよい
- 挨拶や前置きは削ってよい
- 丁寧さの水準は保つ

4つ目を書かないと、短くなる代わりにそっけなくなる。

確認に使う

送る前の確認にも使っている。

  • 誤解される箇所がないか
  • 依頼の内容が明確か
  • 期限と担当が書かれているか

1つ目が有用だ。自分では分かりやすいつもりの文が、別の意味に取れることがある。

署名と定型の整理

メールの手間を減らすため、文面以外も整理した。

  • 署名を用途別に2種類用意する
  • よく使う案内文を、定型として保存する
  • 依頼のときの形を決めておく

3つ目が効いた。依頼のメールは、背景・依頼内容・期限・確認方法の4つで構成される。形が決まっていれば、埋めるだけで書ける。毎回構成から考えていた頃より、書く時間が半分以下になった。

使わない場面

任せないと決めた場面もある。

  • 謝罪や、関係が難しい相手への連絡
  • 条件の交渉
  • 感情が関わる内容

1つ目は特にそうだ。定型的な謝罪文は、かえって印象が悪い。

定型文との使い分け

毎回同じ内容なら、定型文を用意するほうが速い。

  • よく送る種類は、自分の文面を保存しておく
  • 変える部分だけ書き換える
  • 毎回頼むより速い

3つ目が実感だ。同じ依頼を3回したら、定型にするのはここでも同じ。

返信に使う

自分が書くときより、返信のほうが役に立った。

  • 長いメールの要点を、先に整理させる
  • 何を聞かれているか、箇条書きにする
  • 答え漏れが無いか確認する

3つ目が実用的だった。長い文面には質問が複数埋まっていて、1つ見落とすと再度やり取りが発生する。聞かれていることを一覧にしてから書くと、漏れが無くなる。整理するのは機械的な作業なので、任せても判断は手放さない。

急ぎのときほど使う

時間が無いときこそ、要点の整理が効いた。

  • 急いで書くと、要点が抜ける
  • 整理に30秒かけるほうが、やり取りが減る
  • 結果として、全体の時間は短い

急いでいると、確認の工程を飛ばしたくなる。しかし抜けのあるメールは、必ず返ってくる。返ってきてから答えるほうが、トータルでは遅い。この順番を理解してから、急ぎのときほど整理するようになった。

情報の扱い

メールには、固有名詞が多く含まれる。

  • 相手の名前や社名を入れない
  • 置き換えて渡す
  • 要点だけ頼むなら、そもそも入れなくて済む

3つ目が利点でもある。要点を頼む形なら、情報を渡す必要が少ない。

まとめ

  • 整った文面は、他人行儀になりやすい
  • 文面ではなく、要点と抜けの指摘を頼む
  • 相手との関係による調子の調整は、自分でやる
  • 短くするときは「丁寧さの水準は保つ」と添える
  • 謝罪や交渉は、自分の言葉で書く

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北海道のWEB屋

北海道を拠点に、Web業界14年・サポート実績1,000件以上。WordPressの復旧、サーバー移転、独自ドメインとメールの設定、PHP・JavaScriptの修正まで対応します。相談と見積もりは無料です。

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