移動中にスマホでAIを使ってみて、できたことと無理だったこと
パソコンと同じようには使えませんでした。スマホで成立する使い方を整理します。

この記事の結論
- 長い指示を打つのは無理。音声なら成立する
- 読むのは画面が狭く、長い返答は追えない
- 材料を貯める用途なら、移動中でも使える
- 長い指示を打つのは無理。音声なら成立する
- 読むのは画面が狭く、長い返答は追えない
- 材料を貯める用途なら、移動中でも使える
移動時間を使えないかと思い、1か月スマホで試した。結論として、できることは限られていたが、その範囲では役に立った。
無理だったこと
パソコンでやっていた作業を、そのまま持ち込もうとして失敗した。
- 長い指示を打つ。前提を書くだけで疲れる
- 長い返答を読む。画面が狭く、全体が見えない
- 結果を比べる。並べて見られない
- コードを扱う。打つのも読むのも厳しい
3つ目が致命的だった。比べる作業は、画面の広さがそのまま効率になる。
音声で入力する
打つのが無理なら、話せばよいと気づいた。
- 思いついたことを、そのまま話して投げる
- 多少崩れても、意味は通じる
- 長い説明も、話すほうが速い
3つ目は実感として大きい。5行の前提を打つのは苦痛だが、話せば20秒で終わる。
周囲への配慮
電車の中では話せないので、使える場面は限られる。歩いているとき、車の中、自宅から駅までの間などに限っている。
成立した使い方
1か月で定着したのは、この3つだった。
- 思いついたテーマを投げて、記事になるか聞く
- 気になった語の意味を聞く
- 後でやることを整理させる
どれも短く投げて、短く返る使い方だ。返答が長くなると追えない。
短く返させる
スマホで使うときは、長さの指定を必ず入れている。
(質問)
3行以内で答えてください。これだけで、画面に収まる。長い返答は、読まずに閉じることになる。
材料を貯める用途
最も役に立ったのが、これだった。
- 作業中に気づいたことを、その場で投げておく
- 後でパソコンから見返す
- 記事の材料として使う
思いついたことはその場で記録しないと消える。移動中に浮かんだことを残せるのは大きい。
記録の取り出し方
スマホで投げたものを、後からどう使うか決めた。
- 会話の題名を、用途が分かる形に変える
- パソコンから開いて、必要な部分を手元に移す
- 使い終わった会話は消す
1つ目をやらないと、後から探せない。既定の題名は、冒頭の文から作られるので中身と合わない。
使わないと決めた場面
できるが、やらないと決めたこともある。
- 公共の場で、仕事の内容を音声で入力する
- 画面を見ながら歩く
- 返答を急いで判断する
3つ目は質に関わる。移動中の判断は雑になるので、決めるのは落ち着いてからにしている。
設定しておくこと
移動中に使うなら、先に準備しておくと違う。
- ホーム画面の押しやすい位置に置く
- 音声入力を使える状態にしておく
- よく使う指示を、短い文字列で呼び出せるようにする
3つ目があると、前提の入力が一瞬で済む。準備に10分かければ、毎回の手間が消える。
続かなかった使い方
試したが定着しなかったものも書いておく。
- 移動中に記事の下書きを作る。画面が狭く、構成が見えない
- 長い記事を読ませて要約させる。資料を渡す手段が無い
- 画像を生成する。結果の判断が画面の小ささで甘くなる
3つ目は実際に失敗した。小さい画面で見ると粗が分からず、後でパソコンで見て作り直すことになった。判断を伴う作業は、判断できる環境でやる。移動中にやるのは、判断を必要としない作業だけに絞っている。
パソコンとの役割分担
1か月使って、こう分けるようになった。
- スマホ — 材料を貯める、短く聞く
- パソコン — 組み立てる、比べる、仕上げる
無理に同じことをさせようとしたのが失敗だった。入力と出力の量が小さい作業だけを持ち込むと成立する。
通信が不安定な場所
移動中は、通信が途切れることがある。想定しておくと困らない。
- 長い入力の途中で切れると、打った内容が消える
- 返答の生成中に切れると、途中で止まる
- 地下や車内では、そもそも繋がらない区間がある
1つ目は実際にやられた。音声で長く話した内容が、送信の瞬間に消えた。メモに書いてから貼るという手順にしてから、消えなくなった。手間は増えるが、やり直すより速い。繋がらない区間が分かっているなら、その前に投げておくという段取りも効く。
まとめ
- 長い指示を打つのは無理。音声なら成立する
- 返答は3行以内に指定しないと読まない
- 材料を貯める用途が最も役に立った
- 会話の題名を変えないと、後から探せない
- 組み立てと比較はパソコンでやる
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