問題を説明しているうちに、自分で答えに辿り着くことがある
聞く前に整理する過程そのものに、効果がありました。

この記事の結論
- 説明を書いている途中で、原因に気づくことがある
- 人に分かるよう書く過程で、思考が整理される
- 送信せずに解決することもある
- 説明を書いている途中で、原因に気づくことがある
- 人に分かるよう書く過程で、思考が整理される
- 送信せずに解決することもある
詰まったときに状況を書いていると、送信する前に答えが分かることがある。この現象に気づいてから、意図的に使うようになった。
どういうときに起きるか
記録を取ると、こういう場面だった。
- 原因が分からないと思っていた不具合
- 判断に迷っていた選択
- 何から手を付けるか決まらない作業
どれも情報は揃っているが、整理されていない状態だった。
なぜ気づくのか
説明しようとすると、順序立てる必要が出る。
- 何が起きているか、言葉にする
- いつから起きているか、思い出す
- 何をしたときに起きるか、整理する
3つ目を書いている途中で気づくことが多い。条件を並べると、共通点が見える。
意図的に使う
いまは、詰まったら必ず書くようにしている。
- 送信するかどうかは決めずに、まず書く
- 人に説明するつもりで書く
- 書き終えて、まだ分からなければ送る
3つ目の判断になる前に、半分くらいは解決する。
時間を区切る
整理する時間も、際限なく使わないようにしている。
- 10分書いて分からなければ、送る
- 考え込むより、材料を渡して聞くほうが速い場合がある
- 整理が目的ではなく、解決が目的
3つ目を忘れると、整理そのものに時間を使ってしまう。書くことで気づくのは副産物であって、狙って起こすものではない。起きなければ、そのまま送ればよい。時間を区切っておくと、どちらに転んでも前に進む。
書く項目
決まった形で書くと、気づきやすい。
- 何をしたか
- 何が起きたか
- 何が起きると思っていたか
- いつから起きているか
- 試して駄目だったこと
3つ目が効く。期待と結果の差を言葉にすると、どこを疑うべきか見える。
送信する場合
整理して書いた文章は、そのまま送れる。
- 情報が揃っているので、的確な答えが返る
- 何度も聞き返されない
- 書く手間は、結局やることになる
3つ目が重要だ。雑に送ると、結局説明を求められる。
人に相談する前にも使う
同じことを、人に相談する前にもやっている。
- 整理してから相談する
- 相手の時間を無駄にしない
- 整理の段階で解決すれば、相談しなくて済む
2つ目が礼儀でもある。整理されていない相談は、聞く側が整理することになる。
書く場所
どこに書くかは、こだわらないことにした。
- 入力欄に直接書く。送信しなくてよい
- メモに書く
- 紙に書く
どれでも効果は変わらなかった。重要なのは、言葉にすることだ。
答えが出ないとき
書いても分からないまま、ということもある。
- 書いた内容を、そのまま送る
- 整理されているので、的確な答えが返る
- 聞き返されることが減る
書いた時間は無駄にならない。整理する作業は、どのみち必要になる。雑に送って「もう少し詳しく」と返されるくらいなら、最初から整理したほうが往復が減る。書いて解決すればよし、しなくても送る材料になる、という点でどちらに転んでも損が無い。
話すのでも効く
書く代わりに、声に出すのも試した。
- 音声で入力しながら説明する
- 話しているうちに気づくことがある
- 書くより速いので、気軽にできる
3つ目が利点だ。書くのが面倒で整理しないより、話して整理するほうがよい。
相手を想定する
誰に説明するつもりで書くかで、整理の質が変わった。
- この分野を知らない人に説明するつもりで書く
- 前提から書くことになり、見落としが見つかる
- 詳しい人向けに書くと、省略して書いてしまう
3つ目が盲点だった。相手が分かっている前提で書くと、肝心の部分を飛ばす。飛ばした部分に原因があることが多い。知らない人向けに書くのは遠回りに見えるが、整理としてはこちらが確実だった。
効果を実感した例
実際にあった例を書く。表示が崩れる不具合を調べていた。
「いつから起きているか」を書こうとして、直前に何を変えたか思い出した。その変更が原因だった。聞く前に、自分が何をしたか振り返っていなかった。
まとめ
- 説明を書く過程で、自分で答えに辿り着くことがある
- 送信するかは決めずに、まず書く
- 期待と結果の差を言葉にすると、疑う場所が見える
- 整理した文章は、そのまま送れる
- 人に相談する前にも、同じことをやる
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