5か月の記録を通して、変わったことと変わらなかったこと
全体を振り返ります。期待と違った部分が、いくつもありました。

この記事の結論
- 作業時間は、劇的には減らなかった
- 増えたのは、できることの幅
- 確認の手間は、最後まで減らなかった
- 作業時間は、劇的には減らなかった
- 増えたのは、できることの幅
- 確認の手間は、最後まで減らなかった
5か月分の記録がまとまった。期待していたことと、実際に起きたことを並べる。
期待していたこと
使い始めたときに考えていたことを書く。
- 作業時間が大幅に減る
- 調べ物が速くなる
- 文章を書く時間が短くなる
どれも部分的には当たり、部分的には外れた。
当たったこと
期待どおりだった部分を挙げる。
- 手を動かす時間は減った
- 下書きが速くなった
- 調べ物の入口として、役に立つ
3つ目の表現が正確だ。入口としては速いが、確認は自分でやる。
外れたこと
期待と違った部分を書く。
- 考える時間は、減らなかった
- 確認の時間が増えた
- 差し引きでは、劇的に変わらなかった
2つ目が最大の誤算だった。作る時間が減った分の一部が、確認に移っただけという面がある。
予想していなかったこと
考えていなかった変化もあった。
- 諦めていた作業に、手を出せるようになった
- 試す回数が増えた
- 記録を取る習慣がついた
1つ目が最大の収穫だった。短縮ではなく、拡張という形の変化だ。
変わらなかったこと
5か月経っても、変わっていない部分がある。
- 何を作るか決めるのは、自分
- 事実の確認は、自分でやる
- 公開するものの責任は、自分にある
3つ目が前提だ。どう作ったかに関わらず、出した側の責任。
定着した使い方
残ったのは、こういう使い方だった。
- 材料を渡して、組み立てさせる
- 見落としを指摘させる
- 整理させる
どれもこちらが情報を持っている状態で使っている。
やめた使い方
消えたのは、こういう使い方だ。
- テーマを考えさせる
- 調べ物を全部任せる
- 判断を求める
1つ目と2つ目は、こちらにしかない情報が必要だった。
5か月という期間
短すぎず長すぎない期間だったと思う。
- 1か月では、慣れの影響が残る
- 1年では、途中の変化が埋もれる
- 4〜6か月で、一度まとめるのがよさそう
3つ目を次の基準にする。やり方が3回変わる程度の期間が、振り返りに向いている。変化の前後が両方記憶に残っていて、理由を思い出せる。
記録を取っていてよかった
この振り返りができたのは、記録があったからだ。
- 記憶は、都合よく丸められる
- 数字があると、判断が事実に基づく
- やめた理由が残っていると、再検討が速い
1つ目を実感した。感覚では「かなり速くなった」と思っていたが、測ると違った。
人に勧めるかどうか
5か月使って、人に勧めるかの判断も変わった。
- 以前 — 便利だから勧めていた
- いま — その人の作業に入る場所があるか確認する
- 入る場所が無ければ、勧めない
3つ目を言えるようになった。全員に必要な道具ではない。使い道が無い人に勧めると、試して使わなくなるだけで、互いに時間を失う。
期待値の伝え方
勧めるときの説明も変えた。
- 「便利です」から入らない
- 「こう間違えるので、ここを確認してください」から入る
- 期待値を先に揃えておく
3つ目が定着率を変えた。一度間違いを見て使わなくなる人が多い。間違える前提で、確認の手順ごと伝えると、続けて使ってもらえる。
記録の取り方も変わった
5か月で、記録の形そのものが変わった。
- 最初 — 作業内容だけ
- 途中 — 時間を足した
- いま — 困った点と、次に変えることを足した
3つ目を書くようになってから、記録が次の行動につながるようになった。振り返るだけの記録と、行動を生む記録は別物だった。1行増えるだけだが、効果は大きい。
次の5か月
方針として決めたことを書く。
- 新しいものを探す時間を、減らす
- いま使っているものを、深く使う
- 確認の手順を、短くする
3つ目が効きそうだ。確認が短くなれば、使える用途が広がる。
まとめ
- 作業時間は劇的には減らない。手を動かす時間だけ
- 確認の時間は増える。差し引きでは大きく変わらない
- 最大の変化は、諦めていたことに手を出せるようになったこと
- 何を作るか決める部分と、確認は、最後まで自分の仕事
- 記憶は丸められる。記録があると、判断が事実に基づく
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