AIに考えさせたタイトルが全部似てしまう。抜け出すために変えた頼み方
案を10個出させても、言い回しが違うだけで中身が同じでした。幅を出すために指示を組み替えた記録です。

この記事の結論
- 一度に10個頼むと、最初の1個の言い換えが並ぶ
- 切り口を先に指定すると、別方向の案が出る
- 良い案は、こちらが出した材料から生まれることが多い
- 一度に10個頼むと、最初の1個の言い換えが並ぶ
- 切り口を先に指定すると、別方向の案が出る
- 良い案は、こちらが出した材料から生まれることが多い
記事のタイトルを考えさせると、候補は並ぶのに選びたいものがない。読み比べると、どれも同じことを言っていた。幅を出すために試したことを書く。
なぜ似てしまうのか
「10個挙げて」と頼むと、最初に思いついた形を基準に、少しずつずらした案が並ぶ。
- 語尾を変えただけ
- 数字を入れただけ
- 順番を入れ替えただけ
1つの方向から10個出しているので、見た目は10案でも実質1案になっている。
切り口を先に指定する
方向を分けてから案を出させると、違うものが並ぶようになった。
次の切り口ごとに、タイトル案を2つずつ出してください。
1. 結果を先に言う
2. 失敗から入る
3. 疑問の形にする
4. 数字を主役にする
5. 読者の状況を描写する切り口が違えば、言い回しの小細工では埋められない。幅は、案の数ではなく方向の数で決まる。
使っている切り口
記事の種類によって変えているが、よく使うのはこの5つに落ち着いた。どれを選ぶかは記事の中身次第で、失敗談なら2番、検証記事なら1番か4番が合う。
材料を渡すと変わる
テーマだけ渡すと一般的な案しか出ない。本文から材料を抜いて渡すと、具体的になった。
- 記事に出てくる数字
- 意外だった点
- 読者が引っかかりそうな箇所
2つ目が効く。「思っていたのと違った」という部分はタイトルになりやすい。意外性はこちらにしか分からないので、渡さないと出てこない。
一度に出す数を減らした
10個より5個のほうが、選べる案が多かった。
- 数が多いと、埋めるために似た案が足される
- 5個なら、こちらも1つずつ読める
- 足りなければ、切り口を変えてもう1回頼めばいい
2つ目が大きい。10個並ぶと流し読みになり、結局上から2〜3個しか見ていなかった。読まれない案を出させても意味がない。
回数を分ける
いまは「切り口A で3案」「切り口B で3案」と分けて頼んでいる。1回あたりが軽いので、出てきた案を見てから次の切り口を決められる。
避けている形
案に混ざりやすいが、使わないと決めた形がある。
- 煽り — 「驚愕」「衝撃」。中身と釣り合わない
- 曖昧な効果 — 「劇的に変わる」。何がどう変わるか書いていない
- 長すぎるもの — 検索結果で途中から切れる
3つ目は実害がある。表示される範囲に、記事の内容が分かる語を入れておく必要がある。
選ぶときの基準
案が出揃ってから、こちらで判断する。見ている点は3つだ。
- 記事を読まなくても何の話か分かるか
- 本文に書いていないことを約束していないか
- 自分が検索するとき、この言葉を打つか
2つ目を外すと、読んだ人が裏切られる。タイトルで期待させた内容は、本文で必ず書く。書けないなら、タイトルを変える。
組み合わせて作る
そのまま採用することは少なく、複数の案から部分を取って組み立てている。
- 前半をA案から、後半をC案から
- 出てきた語を1つだけ使い、残りは自分で書く
案出しは完成品を得る作業ではなく、語彙を集める作業だと考えると、気が楽になった。
本文を書く前に考える
順番も変えた。以前は本文を書いてからタイトルを考えていたが、先に決めるようにした。
- タイトルが決まると、何を書くかが絞れる
- 書いているうちに逸れたとき、戻る目印になる
- 書き終えてからタイトルを探すと、本文に引きずられて平凡になる
3つ目が意外だった。本文を読んだ後だと、要約のようなタイトルしか浮かばなくなる。
まとめ
- 一度に多く頼むと、1つの方向の言い換えが並ぶ
- 切り口を先に指定すると、別方向の案が出る
- 本文から数字と意外だった点を抜いて渡すと具体的になる
- 案はそのまま使わず、部分を取って組み立てる
- タイトルは本文の前に決めると、書く内容が絞れる
関連記事
RELATED
アクセス解析で、実際に見ている3つの数字
項目が多すぎて迷っていました。判断に使う数字だけに絞った話です。
読者の大半がスマホだと分かって、書き方を変えた
パソコンで書いてパソコンで確認していました。実際の読まれ方に合わせた話です。
4か月書き続けて、続けるために変えたこと
続ける仕組みが無いと止まります。実際に効いた工夫を書きます。