検索する人が何を知りたいかを、AIに整理させてから書く
自分が書きたいことと、読者が知りたいことがずれていました。先に整理する手順です。

この記事の結論
- 書きたいことと、知りたいことは一致しない
- 検索する人の状況を、先に書き出させる
- 答えになっていない記事は、書く前に分かる
- 書きたいことと、知りたいことは一致しない
- 検索する人の状況を、先に書き出させる
- 答えになっていない記事は、書く前に分かる
書き終えてから「これは誰が読むのか」と思うことがあった。書く前に整理する手順を作ったので記録する。
ずれていた例
実際にあったずれを挙げる。
- 自分は手順を書きたかったが、読者は「できるかどうか」を知りたかった
- 自分は比較を書いたが、読者は「どちらを選ぶべきか」を求めていた
- 自分は仕組みを説明したが、読者は対処法だけ欲しかった
3つ目が多い。困っている人は、理由より解決を先に知りたい。
先に整理させる
書き始める前に、こう聞いている。
「(テーマ)」で検索する人を想定してください。
- どういう状況で検索するか、3通り
- それぞれ、何を知りたいか
- 記事を読んだ後、何ができれば満足か
推測で構いませんが、具体的に書いてください。3つ目が効く。読後の状態を決めると、書くべき内容が決まる。
3通りに分けるわけ
1つに絞らないのは、検索する理由が複数あるからだ。
- まだ試していない人。できるか知りたい
- 試して失敗した人。原因を知りたい
- 使っている人。もっと良い方法を知りたい
どれを対象にするか決めると、書く深さが決まる。全部に応えようとすると、長いだけの記事になる。
対象を1つに絞る
3通り出したうえで、1つに絞っている。
- 自分が最も詳しく書ける層を選ぶ
- 残りの2つは、別記事にする
- 記事の冒頭で、誰向けか明示する
3つ目を書くと、対象外の人は早く離脱する。読んでから「自分向けではない」と分かるより親切だ。
実際に検索して確かめる
推測だけでなく、自分でも検索している。
- 想定した語で検索する
- 上位に出てくる記事の見出しを見る
- 何が書かれていて、何が書かれていないか確認する
3つ目が書く価値の判断になる。既にあるものと同じ内容なら、書く理由がない。
足せるものを探す
既存の記事と比べて、自分が足せるものを探す。
- 実際にやった手順。多くは一般論で書かれている
- 失敗した場合の対処。成功例しか書かれていないことが多い
- 数字。「速くなる」の具体的な値
2つ目が最も差がつく。うまくいかなかったときの記述は、やった人にしか書けない。
見出しに反映する
整理した内容を、見出しに落とす。
- 読者の疑問を、そのまま見出しにする
- 見出しを読むだけで、答えが分かる形にする
- 答えになっていない見出しは削る
3つ目で削ることが多い。書きたいだけの見出しが混ざっている。
書いた後に照合する
書き終えてから、最初の整理と照らし合わせる。
- 想定した読者の疑問に、答えているか
- 読後の状態に、到達できるか
- 余計な内容が入っていないか
3つ目は毎回見つかる。書いているうちに、関係ない話を足している。
想定が外れたとき
公開後に、想定と違う読まれ方をすることがある。
- 想定とは別の語で検索されて届いている
- 想定していた層とは違う人が読んでいる
- 記事の一部だけが参照されている
3つ目は実際にあった。記事全体ではなく、途中の表だけが必要とされていた。その部分を独立した記事にすると、より使われる。想定が外れたときは、記事を直すのではなく、実際に求められているものを別に作るほうが早い。公開後の数字は、次の記事の企画書として読んでいる。
整理にかける時間
長くやりすぎないよう、時間を区切っている。
- 整理は10分まで
- 検索での確認は5分まで
- それ以上かけても、精度は上がらない
合計15分で、書く方向が決まる。書き直す時間を考えれば、十分に割に合う。
やらない判断もする
整理した結果、書かないと決めることもある。
- 既存の記事で十分に答えられている
- 自分が足せるものが無い
- 対象となる読者が、ほとんどいない
この段階で止めれば、損は15分で済む。書き終えてから気づくより、はるかに安い。
まとめ
- 書きたいことと、知りたいことは一致しない
- 検索する状況を3通り出し、1つに絞る
- 読後に何ができれば満足かを決めると、内容が決まる
- 実際に検索して、既にあるものと比べる
- 足せるものが無ければ、書かない
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