冒頭の書き方を変えたら、読まれる割合が上がった
離脱は冒頭で起きます。最初の3行に何を書くかを変えた記録です。

この記事の結論
- 離脱の大半は、最初の数行で起きている
- 前置きを消し、結論を先に書く
- 読者の状況を1行で言い当てると、続きが読まれる
- 離脱の大半は、最初の数行で起きている
- 前置きを消し、結論を先に書く
- 読者の状況を1行で言い当てると、続きが読まれる
最後まで読まれない記事が多かった。どこで離れているか調べると、冒頭だった。書き方を変えた記録を書く。
以前の冒頭
こういう書き方をしていた。
- テーマの背景説明から入る
- 「近年、〜が注目されています」のような一般論
- 何を書くかの予告
どれも読者が知りたいことではない。背景は書き手の都合で、読者は答えを探しに来ている。
変えた後の形
いまは3つの要素を、この順で書いている。
- 結論を箇条書きで3つ
- どういう状況の人向けか、1行
- 何をして分かったか、1〜2文
前置きは書かない。開いた瞬間に答えが見える状態にする。
結論を先に出す抵抗
最初は、結論を先に書くと読まれなくなると思っていた。実際は逆だった。結論を見て「詳しく知りたい」と思った人が読む。
読者の状況を言い当てる
最も効いたのがこれだった。
- 「〜で困っていませんか」ではなく、具体的な状況を書く
- 「指示しても字数が守られない」のように、起きている現象を書く
- 自分が経験した形で書く
2つ目が重要だ。抽象的な問いかけは、自分のことだと思われない。
避けている書き出し
使わないと決めた形がある。
- 「こんにちは」などの挨拶
- 「今回は〜について書きます」の予告
- 「〜とは何でしょうか」の問いかけ
- 自分の近況
2つ目を長くやっていた。タイトルを読んで開いているので、予告は要らない。
長さの目安
冒頭に使う分量も決めた。
- 箇条書き3つ、各1行
- 本文は2〜3文
- 合わせて、画面1つに収まる量
3つ目が基準だ。スクロールしないと本題に入らない冒頭は長い。
最初の見出しまでの距離
冒頭から最初の見出しまでが遠いと、離脱が増えた。
- 以前 — 5〜6段落あった
- いまは — 2〜3文
- すぐ見出しが来るので、構成が見える
3つ目が効く。見出しが見えると、この先に何があるか分かる。
確かめ方
自分では判断しづらいので、方法を決めた。
- 冒頭だけ読ませて、続きを読むか判定させる
- 判定の理由を書かせる
- 「読まない」と返ったら書き直す
実際の読者と同じではないが、前置きが長いときは確実に指摘される。
箇条書きの書き方
冒頭に置く3つの箇条書きは、書き方で伝わり方が変わった。
- 記事の内容を要約するのではなく、結論そのものを書く
- 「〜について書きます」ではなく「〜だった」と言い切る
- 1行に収める。2行になると読まれない
1つ目の違いが分かりにくいが、効果は大きい。「プロンプトの書き方を解説します」は要約で、「字数指定は守られない。形を指定すると安定する」は結論だ。要約は読む理由にならないが、結論は「なぜそうなるのか」を知りたくさせる。
数字で見た変化
書き方を変えた後、記録を比べた。
- 最後まで到達する割合が上がった
- 滞在時間が伸びた
- 冒頭だけで離れる割合が減った
母数が小さいので断定はできないが、向きは揃っていた。
書き終わってから冒頭を書く
順番も変えた。冒頭は最後に書いている。
- 本文が固まらないと、結論が書けない
- 書いているうちに、結論が変わることがある
- 最後に書けば、本文との食い違いが出ない
以前は冒頭から書いていたので、本文と冒頭がずれることがあった。「3つ挙げます」と書いたのに、本文では2つしか扱っていないといった食い違いだ。最後に書くようにしてから、この種の矛盾が消えた。見出しは先に作り、冒頭は最後に書く、という順番に落ち着いている。
タイトルとの関係
冒頭はタイトルの続きとして書くようにした。
- タイトルで示した疑問に、冒頭で答える
- タイトルに無い話から始めない
- タイトルの語を、冒頭でも使う
1つ目を守ると、流れが自然になる。タイトルを見て開いた人の期待に、すぐ応える。
まとめ
- 離脱の大半は冒頭で起きている
- 結論を箇条書きで先に出す
- 抽象的な問いかけではなく、起きている現象を書く
- 冒頭は画面1つに収める
- タイトルで示した疑問に、冒頭で答える
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