記事をAIに書かせるなら、本文より先に見出しを作らせたほうが速い
いきなり本文を書かせると構成が崩れ、直すほうに時間がかかりました。順番を変えただけで仕上がりが安定した話です。

この記事の結論
- いきなり本文を頼むと、途中から話がずれる
- 見出しだけ先に作らせて直すと、全体の形が固まる
- 見出しが決まっていれば、本文がぶれても読める記事になる
- いきなり本文を頼むと、途中から話がずれる
- 見出しだけ先に作らせて直すと、全体の形が固まる
- 見出しが決まっていれば、本文がぶれても読める記事になる
記事の下書きをAIに任せるとき、最初は「このテーマで2,000字」と頼んでいた。出てくるものは読めるのだが、直す手間が大きかった。順番を変えてから、仕上げまでの時間がはっきり短くなった。
いきなり本文を頼むと何が起きるか
返ってきた文章を読むと、こういう崩れ方をしていた。
- 前半で丁寧に説明した内容を、後半でもう一度説明している
- 途中から話題がずれ、最初の問いに戻らないまま終わる
- 各段落の深さがばらばらで、重要でない部分が長い
どれも全体の設計がないまま書き進めた結果に見える。1文ずつは正しいのに、通して読むと筋が通らない。
直すほうが時間を食う
崩れた文章を直すのは、白紙から書くより難しい場面がある。どこを残してどこを捨てるか判断する作業が増えるからだ。結果として、下書きを作らせた意味が薄れていた。
見出しだけ先に作らせる
いまはこの順番にしている。
- 1回目 — 「このテーマで、h2の見出しを8つ提案して。本文は書かないで」
- こちらで見出しを並べ替える、削る、足す
- 2回目 — 確定した見出しを渡して「この構成で本文を書いて」
見出しだけなら一覧で見渡せるので、重複やずれが一目で分かる。直すのが1行で済むのが大きい。
見出しを見る観点
提案された見出しをそのまま使うことは、まずない。次の点で手を入れている。
- 同じことを言っていないか — 言い換えただけの見出しが混ざる
- 読者の順番になっているか — 書き手の都合で並んでいることがある
- 失敗や注意が入っているか — 良い話だけで構成されがち
- 最後が次の行動につながるか — まとめで終わると弱い
3つ目は毎回足している。うまくいった話だけの記事は、読んでも何も残らない。
本文を書かせるときの渡し方
確定した見出しを渡すとき、分量も添えると揃いやすい。
次の見出しで本文を書いてください。
- 各見出しの下は200〜300字
- 箇条書きを使うのは、3つ以上並ぶときだけ
- 前の見出しで書いた内容は繰り返さない3つ目を入れてから、重複がほぼ消えた。繰り返さないという指示を明示しないと、各見出しが独立した文章として書かれてしまう。
長い記事は分けて書かせる
見出しが8つある記事を一度に書かせると、後半ほど雑になる。見出しを3つずつ渡して、3回に分けている。
- 渡すときに、前の部分で何を書いたかを1行で添える
- 最後にまとめて通読し、つながりだけ直す
やり取りは増えるが、各部分の密度が揃う。通読したときの手戻りが減るので、合計では速い。
見出しだけ先に作る副産物
想定していなかった効果もあった。
- 書かない判断ができる — 見出しを見て薄いと分かれば、そこで止められる
- 目次がそのまま使える — 読者向けの目次が記事と一致する
- 後から足しやすい — 構成が見えているので、追記する位置に迷わない
1つ目が効いた。本文まで作らせてから「このテーマは弱い」と気づくと、かけた時間が丸ごと無駄になる。見出しの段階なら数分で済む。
向いていないテーマ
この進め方が合わない場合もあった。
- 体験そのものが主題の記事 — 出来事の順番が構成を決めるので、先に見出しを立てる意味が薄い
- 短い記事 — 見出しが3つ程度なら、分ける手間のほうが大きい
1つ目は、先に出来事を時系列で書き出してから見出しを付ける逆の順番にしている。
まとめ
- いきなり本文を頼むと、重複とずれが出て直す手間が大きい
- 見出しだけ先に作らせると、一覧で見渡せて直すのが速い
- 「前の見出しの内容は繰り返さない」を明示すると重複が消える
- 長い記事は見出しを3つずつ渡して分けて書かせる
- 見出しの段階で「書かない」判断ができるのが一番の得
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