数字を読み上げるのをやめて、棒の長さにした
カテゴリ別の記事数をグラフにしました。数字を並べるより、長さの差にしたほうが一目で分かります。

この記事の結論
- 数字の羅列は、動画だと頭に入らない
- 棒の長さにすると、差が一目で分かる
- 棒と数字を同じ速さで動かすのが大事
- 数字の羅列は、動画だと頭に入らない
- 棒の長さにすると、差が一目で分かる
- 棒と数字を同じ速さで動かすのが大事
このサイトのカテゴリ別記事数を動画にした。最初は数字を順に出していたが、見返すと何も残らなかった。棒グラフにし直した。
数字を並べると、なぜ残らないのか
紙なら戻って読み返せるが、動画は戻れない。32と31の差を数字で見せられても、見ている側はその場で比べられない。
長さにすると、比べる作業がいらなくなる。見た瞬間に「ほぼ同じ」「これだけ少ない」が分かる。
棒と数字は同じ速さで動かす
最初、棒だけを伸ばして数字は最後に出した。これは失敗だった。どの数字がどの棒のものか、目で探すことになる。
棒の伸び具合をそのまま数字にも掛けて、同時に進むようにした。棒が半分まで伸びたら数字も半分。これで迷いが消えた。
全部を同時に伸ばさない
7本を同時に伸ばすと、どこを見てよいか分からない。上から0.12秒ずつ遅らせた。
- 目が自然に上から下へ動く
- 1本ずつ順に読める
- 遅らせすぎると最後まで待てないので、合計1秒以内に収める
いちばん多いものだけ色を変える
全部同じ色だと、結局どれが結論か分からない。1位だけ青にして、残りは黒の薄めにした。
色を3色も4色も使うと、色そのものに意味があるように見えてしまう。意味がないなら、増やさないほうがよい。
データは外から渡す
棒の数も中身もコードに直接書かず、外から渡す形にした。
defaultProps={{
title: "カテゴリ別の記事数",
rows: [
{ label: "プロンプト集", value: 32 },
{ label: "AIツールレビュー", value: 32 },
],
}}こうしておくと、来月の数字でもう1本作るときに、数字を書き換えるだけで済む。棒の最大値も自動で計算しているので、1件だけ極端に多い月でもはみ出さない。
ラベルの位置を右端で揃える
カテゴリ名を左揃えにすると、名前の長さが違うぶん棒の開始位置がばらついて見えた。ラベルを右揃えにして、棒の始まりを1本の線に揃えた。
棒グラフは始まりが揃っていないと長さを比べられない。見落としやすいが、ここがずれると全部が台無しになる。
目盛りは入れなかった
目盛り線を入れると正確になるが、今回は入れていない。
- 伝えたいのは正確な値ではなく、大小の関係
- 数字は棒の右に出しているので、正確な値はそこで読める
- 線を増やすほど、肝心の棒が目立たなくなる
報告資料なら目盛りが要る。何のための動画かで、入れるものは変わる。
やらなかったこと
棒が伸びきったあとに跳ねる動きを入れてみたが、やめた。数字を見せる動画で跳ねると、値が揺れているように見える。
楽しさより、読み違えないことを優先した。
実際の数字を使った
サンプルの数字ではなく、このサイトの本当のカテゴリ別記事数を入れた。
適当な数字で作ると、見栄えのよい差が付くように無意識に調整してしまう。実データは差が小さかったり、1位が2つ並んだりする。その「きれいでなさ」に耐えられるかどうかが、実際に使えるかどうかの分かれ目だった。
今回も1位が32で並び、グラフとしては締まりが悪い。それでも事実なので、そのまま出した。
書き出してからの直し
画面で見ているときは良く見えたのに、書き出したら棒が太すぎた。
- プレビューは縮小表示なので、太さの印象が変わる
- 実寸で確認するには、静止画を1枚だけ書き出すのが速い
- 全部書き出すと1分かかるが、1枚なら数秒で済む
直すたびに全部書き出していると時間が溶ける。確認したいコマだけ静止画で出すのを覚えてから、作業が一気に速くなった。
まとめ
動画で数字を扱うなら、まず長さや面積に置き換える。そのうえで棒と数字を同時に動かし、順番に出し、1つだけ色を変える。この3つで、見た人が覚えて帰れるものになった。
関連記事
RELATED
図を作るか、文章で済ませるかの判断
図は作るのに時間がかかるので、基準を決めました。
文字の出し方を4つ並べて、どれを使うか決めた
持ち上げ・1文字ずつ・打ち込み・払い。同じ文字で4通り試して、使い分けの基準を決めました。
手順を説明する画像の作り方
画面を写した画像を、どう整えるか決めました。