使うのをやめたAIツールと、その理由

導入したが続かなかったものを並べます。やめた理由に傾向がありました。

この記事の結論

  1. 性能が理由でやめたものは、ほとんど無い
  2. 多いのは、手数と、使う場面が無かったこと
  3. やめた理由を記録すると、次の判断が速い
  • 性能が理由でやめたものは、ほとんど無い
  • 多いのは、手数と、使う場面が無かったこと
  • やめた理由を記録すると、次の判断が速い

1年で導入して、使わなくなったものを並べた。理由を見ると、傾向があった。

やめた数

記録を数えると、こうなった。

  • 導入した数 — 十数個
  • いまも使っている — 5つ
  • やめた — それ以外

定着率は高くない。半分以上は、数週間で使わなくなった。

やめた理由の分類

理由を分けると、4種類だった。

  • 手数が多い — 開くのが面倒
  • 使う場面が無い — 自分の作業に入らない
  • 条件が合わない — 商用不可、データを出せない
  • 性能 — 結果が使えない

4つ目は少なかった。性能が理由でやめたものは、1つか2つだ。

手数が多い

最も多かった理由がこれだ。

  • 開くまでに3手以上かかる
  • 使う前に、毎回設定を選ぶ必要がある
  • 結果を取り出すのに手間がかかる

2つ目が地味に効く。選択肢を見せられるたびに、判断が要る。

使う場面が無い

次に多かったのがこれだった。

  • 便利そうだが、自分の作業に当てはまらない
  • 使う機会を探すことになる
  • 探している時点で、必要ではない

3つ目が結論だ。使い道を探す道具は、要らない道具。

条件が合わない

これは、使う前に分かるはずだった。

  • 商用で使えないと、後から気づいた
  • データを取り出せないと、終わるときに分かった
  • 登録前に確認していれば、避けられた

3つ目の反省から、登録前に条件を見る習慣ができた。

やめた後に戻ったもの

一度やめて、また使い始めたものもある。

  • 条件が変わって、使えるようになった
  • 自分の作業が変わって、場面が生まれた
  • やめた理由を記録していたので、判断が速かった

3つ目が効いた。何が変われば使うか書いていると、再検討が数分で済む。

残すと決めたものの扱い

使い続けるものは、逆に深く使うようにした。

  • 設定を見直して、手数を減らす
  • よく使う操作を覚える
  • 定型を作って、入力を減らす

数を絞ったぶん、1つあたりに手間をかけられる。十数個を浅く使うより、5つを深く使うほうが作業が速くなった。新しいものを探す時間を、いまあるものを使いこなす時間に回したという形になる。

記録の形

やめるときに、3行だけ書いている。

サービス名 / やめた日
理由:(1行)
再検討の条件:(何が変われば)

2行目があると、次に見たときに判断できる。

導入の前に確認すること

やめた理由を振り返ると、事前に防げたものが多い。

  • 開くまでの手数 — 試用の段階で分かる
  • 利用条件 — 登録前に読める
  • 使う場面があるか — 自分の作業を先に書き出す

3つ目を先にやるようになった。いま困っていることを書き出してから探すと、使い道が無い道具は候補に入らない。道具から探すと使い道を探すことになるという順番の問題だった。

やめる判断を早くする

合わないものは、早くやめたほうがよい。

  • 2週間使って、作業に組み込まれなければやめる
  • 惰性で残すと、管理の対象が増える
  • やめても、記録があればまた試せる

3つ目があるので、やめることに躊躇しなくなった。

やめても困らなかった

やめた後、困ったものはほとんど無かった。

  • 代わりが効いたもの — 大半
  • そもそも使っていなかったもの — いくつか
  • 困ったもの — 1つだけ

3つ目は、年に数回しか使わないが代わりが無いものだった。これは無料で登録だけ残す形にした。やめる前の不安は、たいてい当たらない。実際に困るかどうかは、やめてみないと分からない。迷ったらやめる、で問題なかった。

残った5つの共通点

いまも使っているものを見ると、共通点があった。

  • 1手で開ける
  • 毎日の作業に組み込まれている
  • 結果の確認が短時間で済む

どれも性能ではなく、使い方に関する特徴だった。

まとめ

  • 性能が理由でやめたものは、ほとんど無い
  • 多いのは、手数が多いことと、使う場面が無いこと
  • 使い道を探す道具は、要らない道具
  • 条件は、登録前に確認すれば避けられる
  • やめた理由と再検討の条件を記録しておく

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