複数人で使うとき、決めておいたほうがよかったこと
各自の判断に任せていたら、やり方がばらばらになりました。先に決めるべきだったことです。

この記事の結論
- 個人で使うのと、複数人で使うのは別の問題
- 入れてよい情報の範囲を、先に決める
- 決めるのは3つだけでよい
- 個人で使うのと、複数人で使うのは別の問題
- 入れてよい情報の範囲を、先に決める
- 決めるのは3つだけでよい
自分だけで使っていたものを、他の人も使うようになった。何も決めていなかったので、途中で整理した記録を書く。
起きたこと
各自の判断に任せた結果、こうなった。
- 使うサービスがばらばらになった
- 入れてよい情報の線が、人によって違った
- 出てきたものの扱いが統一されていなかった
2つ目が問題だ。取引先の資料をそのまま入れた人がいた。
決めた3つ
長い規定は読まれないので、3つに絞った。
- 使うサービスを決める
- 入れてよい情報の範囲を決める
- 出てきたものの確認方法を決める
この3つで、起きていた問題のほとんどが収まった。
1. 使うサービスを決める
1つか2つに絞った。
- 利用条件を確認したものだけ使う
- 設定を揃える。学習に使わせない設定など
- 新しいものを使いたい場合は、相談してから
2つ目が重要だ。同じサービスでも、設定で扱いが変わる。
2. 情報の範囲を決める
3段階に分けた。
- そのまま入れてよい — 公開情報、一般的な文章
- 置き換えて入れる — 社内の資料。社名や数字を変える
- 入れない — 顧客の情報、契約の内容、認証情報
2つ目を用意したのが効いた。許可と禁止の二択だと、多くが禁止側に寄って使われなくなる。
3. 確認方法を決める
出てきたものの扱いも決めた。
- そのまま外に出さない
- 数字と固有名詞は、必ず確認する
- 社外に出すものは、もう一人が見る
3つ目は、重要なものだけに適用している。すべてに二重の確認を求めると、使われなくなる。
書き方
規定の形も考えた。
- 1枚に収める
- 禁止だけでなく、やってよいことを書く
- 迷ったときの相談先を書く
3つ目が無いと、各自が判断してしまう。迷った人が止まれる場所を用意する。
共有の仕方
渡し方も工夫した。
- 読んでもらうだけでなく、一度一緒に使う
- 実際の作業で、どこまで入れてよいか示す
- 質問が出たら、規定に追記する
3つ目で、規定が実態に合っていく。同じ質問が2回出たら、書いていないということ。
相談先を決める意味
「迷ったら相談」と書くだけでは機能しなかった。
- 誰に相談するか、名前で書く
- 相談されたら、その場で判断する
- 判断した内容は、規定に追記する
3つ目を続けると、相談が減っていく。同じ判断を2回しなくて済むからだ。相談の窓口は、規定を育てる仕組みでもある。最初の1か月は週に数件の相談があったが、追記を続けた結果、いまはほとんど来ない。判断が規定に溜まっていったということになる。
やりすぎない
最初は細かく決めようとして、やめた。
- 細かい規定は読まれない
- 例外が多すぎて、判断できない
- 結局、使わなくなる
3つ目が最悪の結果だ。使われない規定は、無いのと同じ。
決めなかったこと
決めようとしてやめたこともある。
- どう使うべきかの手順。人によって作業が違う
- 出力の品質基準。測れない
- 使用量の上限。制限する理由が無い
1つ目は最初に書こうとした。しかし作業の進め方は人によって違うので、決めると窮屈になるだけだった。決めるべきは、守らないと問題が起きることだけだ。情報の扱いは問題が起きるが、使い方は起きない。この線引きで、規定が1枚に収まった。
見直す
一度決めて終わりにせず、見直している。
- 3か月に1度、質問が出た箇所を反映する
- 使っていないサービスの記述を消す
- 条件が変わったサービスを確認する
3つ目は忘れやすい。サービス側の条件が変われば、規定も変わる。
まとめ
- 個人で使うのと、複数人で使うのは別の問題
- 決めるのは、サービス・情報の範囲・確認方法の3つ
- 許可と禁止の二択にせず、置き換えという中間を作る
- 迷ったときの相談先を必ず書く
- 細かい規定は読まれず、使われなくなる
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