毎日使うAIツールを、開くまでの手数を減らしたら使用量が増えた
開くのが面倒だと、使わなくなります。数秒の差で習慣が変わった話です。

この記事の結論
- 開くまでに3手かかると、思いついても使わない
- 1手で開けるようにしたら、使う回数が倍になった
- 場所を固定すると、探す時間も消える
- 開くまでに3手かかると、思いついても使わない
- 1手で開けるようにしたら、使う回数が倍になった
- 場所を固定すると、探す時間も消える
便利だと分かっているのに使っていない、という状態が続いた。原因は性能ではなく、開くまでの手数だった。
使わなくなる仕組み
思いついたときに開けないと、そのまま流れる。
- ブラウザを開く
- タブを探す、または検索する
- 目的の画面まで移動する
3手あると、その間に「後でいいか」と思う。数秒の話だが、習慣としては決定的だった。
1手で開けるようにする
やったことは単純だ。
- キーボードの操作だけで開くよう設定する
- 常に同じ場所に置く。タブの位置を固定する
- 画面を分けて、片側に常駐させる
3つ目が最も効いた。作業中の画面の横に常に出ていると、思いついた瞬間に打てる。
設定にかけた時間
10分ほどだった。効果に対して、割に合う手間だと思う。
使う回数が変わった
記録を取ると、はっきり差が出た。
- 設定前 — 1日に3〜5回
- 設定後 — 1日に8〜12回
内訳を見ると、増えたのは短い質問だった。言葉の確認、綴りの確認、簡単な言い換え。以前は「わざわざ開くほどではない」と諦めていたものだ。
短い質問が増えた効果
回数が増えたこと自体より、使い方が変わったのが大きい。
- 調べ物の入口として使うようになった
- 迷ったら聞く、という流れができた
- 結果として、作業が止まる時間が減った
3つ目が効いている。分からないまま進むか、調べるために中断するかの二択だったところに、第三の選択肢ができた。
手数を数えてみる
感覚ではなく、実際に数えると改善点が見える。
- 思いついてから入力欄に文字を打てるまで、何回操作したか
- そのうち、省けるものはどれか
- 省くのにかかる設定の手間はどれくらいか
数えると、自分の場合は4手だった。検索して、結果から選んで、ログインの確認をして、目的の画面に移る。そのうち3手は、一度設定すれば消えるものだった。10分の設定で、毎日の4手が1手になる計算になる。
やりすぎない線引き
手軽になった反動で、使いすぎた時期もある。
- 自分で考えればすぐ分かることまで聞く
- 聞くこと自体が作業になり、手が止まる
- 返答を読む時間のほうが長くなる
3つ目に気づいてから、短く返すよう指定するようにした。「1行で」と添えるだけで、読む時間が減る。
開きっぱなしの弊害
常駐させると、別の問題も出た。
- 目に入るので、関係ないことを聞いてしまう
- 通知や新機能の案内で、注意がそれる
- 画面が狭くなり、本来の作業がやりづらい
3つ目は実際に困った。横に置くと作業領域が狭まる。いまは画面を分けるのではなく、1手で前面に出せる設定に変えた。見えていないが、すぐ出せる状態が一番よかった。
手数を減らす対象を選ぶ
すべてを1手にすると、画面が散らかる。基準を決めた。
- 毎日使うもの — 常駐させる
- 週に数回 — ブックマークの決まった位置に置く
- 月に数回 — 検索して開く。それで足りる
常駐させるのは1つだけにしている。複数常駐させると、どれを使うか迷う。
入力の手間も減らす
開くのが速くなると、今度は打つ時間が気になった。
- よく使う指示を、短い文字列で呼び出せるよう登録する
- 定型の前半だけ登録し、後ろは都度打つ
- 登録するのは、週に3回以上使うものだけ
2つ目が実用的だった。前提の3行は毎回同じなので、そこだけ呼び出せれば十分。全文を登録すると、少し違う用途で使えなくなる。前半だけ共通にして、依頼の内容は毎回書くという形に落ち着いた。
スマホでも同じ
移動中に使うなら、スマホ側も手数を減らす。
- ホーム画面の1ページ目に置く
- 音声での入力を使えるようにしておく
- 思いついたことを、その場で投げられる状態にする
2つ目が移動中には効く。打つのが面倒な状況では、話せるほうが速い。
まとめ
- 開くまでに3手かかると、思いついても使わない
- 1手にすると、使う回数が倍になった
- 増えたのは短い質問。以前は諦めていたもの
- 常駐させるのは1つだけ。複数あると迷う
- 返答は短く指定しないと、読む時間が長くなる
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