新しい道具に慣れるまでの期間を、見積もるようにした
導入したのに使わない、を繰り返していました。慣れる時間を計算に入れた話です。

この記事の結論
- 導入した直後は、必ず前より遅い
- 慣れる期間を見込まないと、そこで諦める
- 2週間を目安にして、判断を先送りする
- 導入した直後は、必ず前より遅い
- 慣れる期間を見込まないと、そこで諦める
- 2週間を目安にして、判断を先送りする
良さそうな道具を導入しては、数日で使わなくなっていた。慣れる期間を計算に入れてから、定着率が変わった。
最初が遅い理由
導入直後は、必ず前より遅くなる。
- どこに何があるか探す
- 操作を覚えていない
- 癖が分からず、やり直しが増える
どれも時間が解決する。この期間を、道具の性能だと誤解していた。
諦めてしまう時期
やめるのは、決まった時期だった。
- 導入2〜3日目。まだ慣れていない
- 急ぎの作業が入ったとき。慣れた道具に戻る
- 一度戻ると、そのまま使わなくなる
3つ目が決定的だ。一度戻ると、再開する機会が来ない。
期間を見込む
導入するとき、慣れる期間を決めている。
- 2週間は、判断しない
- その間、遅くても使い続ける
- 2週間後に、改めて比べる
2つ目が難しい。遅いと分かっていて使い続けるのは、意志が要る。
急ぎの作業では使わない
折れないための工夫もある。
- 急ぎの作業では、慣れた道具を使う
- 余裕のある作業で、新しいほうを試す
- 追い込まれた状態で試さない
3つ目が重要だ。急いでいるときに新しいものを使うと、必ず嫌になる。
導入する時期を選ぶ
いつ導入するかも考えるようになった。
- 締め切りが近い時期は避ける
- 作業量が少ない時期を選ぶ
- 2週間、続けて使える期間を確保する
3つ目を確保できないなら、導入を見送るようにした。
2週間後の判断
期間が過ぎたら、比べている。
- 同じ作業を、両方でやってみる
- 所要時間と、やり直しの回数を比べる
- まだ遅ければ、自分に合っていない
3つ目の判断ができるようになった。2週間使って遅いなら、慣れの問題ではない。
前の道具を消さない
切り替えても、しばらくは前のものを残している。
- 急ぎのときに、戻れる状態にしておく
- 比べるときに、すぐ試せる
- 1か月経ってから、消すか決める
すぐ消すと、不便でも戻れないので苦しくなる。戻れる状態があると、気楽に試せる。退路があるほうが、新しいものを使い続けられるという逆説があった。追い込むと、かえって早く諦めてしまう。
慣れを早める工夫
期間を短くする方法もある。
- よく使う操作を、先に3つだけ覚える
- 全機能を把握しようとしない
- 実際の作業で使う。練習用の課題でやらない
3つ目が効く。自分の作業で使うほうが、覚えが速い。
覚える順番を決める
何から覚えるかで、慣れる速さが変わった。
- 自分が最も頻繁にやる操作を、1つ目に覚える
- 次に、その前後の操作
- 使わない機能は、最後まで覚えない
3つ目を割り切ったのが効いた。全体を把握しようとすると、覚えることが多すぎて進まない。毎日使う3つを覚えれば、作業は成立する。残りは必要になったときに調べればよい。この順番にしてから、慣れるまでの期間が短くなった。
記録を取る
2週間の記録を取ると、判断が客観的になる。
- 毎日、使った時間と感想を1行
- 詰まった箇所を記録する
- 2週間後に読み返す
3つ目で分かることがある。最初の数日の不満が、後半では消えている。
部分的に取り入れる
全面的に乗り換えなくても、一部だけ使う方法がある。
- 特定の作業だけ、新しいほうを使う
- 慣れたら、使う範囲を広げる
- 合わなければ、その作業だけ戻す
この形にしてから、導入の負担が減った。全部を切り替えると、すべての作業が一度に遅くなる。1つの作業だけなら、遅くなっても全体への影響が小さい。慣れた分だけ範囲を広げるので、途中でやめても損が少ない。
やめる判断も記録する
合わなかった場合も、理由を残している。
- 何が合わなかったか
- 何が変われば、また試すか
- いつ試したか
2つ目があると、次の版が出たときの判断が速い。
まとめ
- 導入直後は必ず遅い。それを性能と誤解しない
- 2週間は判断を先送りする
- 急ぎの作業では、新しいものを使わない
- 2週間、続けて使える時期を選んで導入する
- 2週間使って遅いなら、慣れの問題ではない
関連記事
RELATED
毎月の支払いを見直した記録
契約が増えていたので、まとめて確認しました。
引き継ぎ資料を作って分かった、抜けていたこと
人に渡す資料を作ると、自分の把握不足が見えました。
半年で残ったツールと、やめたツール
試した中で、いま使っているものだけ書きます。