自分の作業を人に渡せる形にしてみて分かったこと
自分だけが分かる状態になっていました。整理した記録です。

この記事の結論
- 自分の環境に依存した状態になっていた
- 渡せる形にする過程で、無駄が見つかった
- 渡す予定が無くても、整理する価値がある
- 自分の環境に依存した状態になっていた
- 渡せる形にする過程で、無駄が見つかった
- 渡す予定が無くても、整理する価値がある
作業を人に渡すことを想定して、手順をまとめた。その過程で気づいたことを書く。
渡せなかった部分
まとめようとして、問題が見つかった。
- 自分の環境でしか動かない設定がある
- 手順が頭の中にしかない
- 判断の基準が、言語化されていない
3つ目が最も厄介だった。なぜそうするのか、説明できない部分があった。
言語化の過程
基準を言葉にする作業が、最も時間がかかった。
- なんとなくやっていたことを、説明する
- 説明できない部分は、理由を考え直す
- 理由が無いものは、やめる
3つ目で、惰性でやっていた作業が2つ見つかった。
環境への依存
渡せない設定も整理した。
- キーボードの割り当て
- 保存先のパス
- 個人の契約に紐づくもの
3つ目は渡せないので、「ここは各自で用意」と明記した。
手順書の形
渡す形を決めた。
- 前提に、必要な環境と契約を書く
- 手順は、番号付きで
- 判断が必要な箇所は、基準を添える
- 詰まったときの連絡先を書く
3つ目が要点だ。手順どおりに進められない場面で、判断の基準が要る。
定型の整理
指示の定型も、渡せる形にした。
- 自分の環境に依存する記述を外す
- 書き換える箇所を示す
- 何のための定型か、1行書く
3つ目を書いていなかった。自分には自明なので、書く必要を感じていなかった。
渡す予定が無くても
渡す相手がいなくても、整理する価値があった。
- 無駄な作業が見つかる
- 判断の基準がはっきりする
- 半年後の自分が、迷わない
3つ目が実利だ。半年後の自分は、他人と同じ。
渡せない前提に気づく
整理して、渡せない部分もはっきりした。
- 自分の判断に依存する作業
- 経験からくる見当
- 相手との関係に依存するもの
2つ目は手順にできない。どこが怪しいか当たりを付ける能力は、言語化しきれなかった。渡せる部分と渡せない部分を分けること自体が、成果だった。渡せない部分は、一緒にやりながら伝えるしかない。
整理して減ったもの
まとめる過程で、やめた作業がある。
- 理由が説明できない工程
- 以前の問題への対処で、いまは不要なもの
- 効果を確認していない作業
2つ目が多かった。過去の問題が解決した後も、対処だけ残っていた。
残す判断
逆に、説明できなくても残したものもある。
- やめると何が起きるか、分からないもの
- 安全に関わる可能性があるもの
- 確認に時間がかかるもの
1つ目は、理由が分からないなら、理由があると考えるという原則に従った。
渡す相手で変わる部分
誰に渡すかで、必要な説明量が変わる。
- 同じ分野の人 — 手順だけで足りる
- 別の分野の人 — 前提から書く
- 将来の自分 — 判断の理由が重要
3つ目を基準に書いている。将来の自分は、手順は思い出せても判断の理由は忘れる。理由を残しておけば、状況が変わったときに判断し直せる。手順だけ残すと、変えてよいか分からなくなる。
実際に渡してみる
完成したと思っても、渡すと問題が出る。
- 自明だと思っていた操作が、伝わらない
- 用語の説明が足りない
- 途中で止まる箇所がある
3つ目を見つけるには、実際にやってもらうしかない。読んで「分かりました」と言われても、やってみると止まる。1回だけ横で見ると、問題のある箇所がすべて分かる。
まとめた後の運用
作った手順書は、更新を続けている。
- 手順が変わったら、その場で直す
- 質問が来たら、追記する
- 3か月に1度、全体を読み返す
1つ目を守らないと、すぐに実態と合わなくなる。
まとめ
- 自分の環境に依存した状態になっていた
- 判断の基準を言語化する作業が、最も時間がかかる
- 説明できない工程は、惰性でやっていた可能性がある
- 渡す予定が無くても、整理する価値がある
- 理由が分からないものは、理由があると考えて残す
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