長い記事や資料を読む時間を減らすために使っている方法
全部読む前に、読む価値があるか判断したい。そのための使い方です。

この記事の結論
- 読む前に、読む価値があるか判断する
- 要約で済ませず、読むべき箇所を特定させる
- 重要なものは、結局自分で読む
- 読む前に、読む価値があるか判断する
- 要約で済ませず、読むべき箇所を特定させる
- 重要なものは、結局自分で読む
読みたい資料は多いが、時間が足りない。全部読まずに済ませる方法ではなく、どれを読むか決めるために使っている。
要約で済ませた失敗
最初は要約だけ読んでいた。
- 大意は分かるが、細部が落ちる
- 著者の意図や、強調したい点が消える
- 引用しようとして、原文と違うことに気づく
3つ目で方針を変えた。要約を根拠に書くと、原文と食い違う。
読む価値の判断に使う
いまは、読むかどうかを決めるために使っている。
次の資料について教えてください。
- 何について書かれているか、3行で
- 次の点に触れているか:(知りたいこと)
- 触れているなら、どのあたりか3つ目が目的だ。読むべき箇所が分かれば、そこだけ読める。
読む箇所を絞る
長い資料でも、必要な部分は一部であることが多い。
- 目次から、該当しそうな章を特定させる
- その章だけ読む
- 関連する箇所があれば、そこも読む
この形にしてから、読む量が減り、読む深さが増えた。
自分で読む判断
最後まで自分で読むのは、こういう場合だ。
- 記事に引用する
- 判断の根拠にする
- 人に説明する
どれも責任が自分にある場合だ。要約を根拠にはしない。
読みながら使う
読んでいる途中でも使っている。
- 分からない語の意味を聞く
- 前提となる知識を補う
- 著者の主張を、自分の理解と照合する
3つ目が有効だ。「この章の主張はこう理解したが、合っているか」と聞くと、ずれに気づける。
複数の資料を扱う
似た資料が複数あるときの使い方もある。
- それぞれの主張を、同じ観点で並べさせる
- 食い違っている箇所を挙げさせる
- 食い違いの部分だけ、原文を読む
3つ目に時間を使う。一致している部分より、割れている部分に情報がある。
読んだ内容を残す
読んだら、記録を残すようにした。
- 何を読んだか、いつ読んだか
- 重要だった箇所の引用
- 自分の理解と、疑問点
3つ目を書くと、後から読み返したときに、当時の理解が分かる。
読んだ気になる危険
要点を把握すると、読んだ気になってしまう。
- 人に説明しようとして、詳細を答えられない
- 引用しようとして、該当箇所が見つからない
- 反論されたとき、根拠を示せない
3つ目で気づいた。要約で得たのは内容ではなく、内容の輪郭だった。輪郭だけで議論すると、具体的な指摘に答えられない。使う場面がある資料は、結局読むしかない。読まずに済ませるためではなく、読むものを選ぶために使うという位置づけが、いまのところ正しいと思っている。
向かない資料
この方法が合わないものもある。
- 論の展開そのものが重要な文章
- 文体や表現を味わうもの
- 短い資料。要約する意味がない
1つ目は、要点を抜くと意味が失われる。結論だけ取り出すと、そこに至る理由が消える。
読むものを選ぶ基準
判断に使う材料として、こう見ている。
- いま困っていることに、直接関係するか
- 一次情報か、誰かの解釈か
- 書かれた時期。古い情報は、前提が変わっている
1つ目で大半が落ちる。興味深いが、いま必要ではないものは「後で読む」に入れたまま読まないことが多かった。後で読むものは、たいてい読まないと認めてから、その場で読むか捨てるかを決めるようにした。溜める場所を無くしたことで、選ぶ判断が速くなった。
時間の使い方が変わった
方法を変えて、配分が変わった。
- 読むかどうか決める時間 — 増えた
- 読む資料の数 — 減った
- 1本あたりに使う時間 — 増えた
結果として、浅く多く読むより、絞って深く読む形になった。
まとめ
- 要約を根拠にすると、原文と食い違う
- 読む価値の判断と、読む箇所の特定に使う
- 引用・判断・説明に使うものは、自分で読む
- 複数の資料は、食い違う箇所だけ原文に当たる
- 論の展開が重要な文章は、要約に向かない
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