生成画像の絵柄を揃えるために、プロンプトから外した言葉
同じ指示でも絵柄がばらつくので、言葉を足して対応しようとしていました。実際に効いたのは、減らすほうでした。

この記事の結論
- 言葉を足すほど、解釈の幅が広がってばらつく
- 絵柄を決める語を2〜3語に絞ると揃う
- 揃えたいなら、参照画像を渡すのが最短
- 言葉を足すほど、解釈の幅が広がってばらつく
- 絵柄を決める語を2〜3語に絞ると揃う
- 揃えたいなら、参照画像を渡すのが最短
記事のアイキャッチを生成で作ると、1枚ずつは良くても並べたときに統一感が出ない。長いプロンプトを作り込んでいたが、方向が逆だったと分かった話を書く。
足すほどばらついた
最初は、絵柄を細かく指定すれば揃うと考えていた。実際には逆だった。
- 形容詞を増やすと、どれを優先するかが毎回変わる
- 相反する語が混ざっていることに気づきにくい
- 長い指示の後半ほど反映されない
2つ目は自分でもやっていた。「落ち着いた」と「鮮やかな」を同時に書いており、どちらが出るかで印象が大きく変わっていた。
気づいたきっかけ
プロンプトを半分に削って試したところ、ばらつきが減った。削った語に重要なものは無く、単に判断の余地を増やしていただけだった。
残した語、外した語
整理して、絵柄を決める語を3つに絞った。
- 残した — 描き方(線画・写実など)、色数の方針、視点の高さ
- 外した — 雰囲気を表す形容詞、光の細かい指定、質感の言い換え
外した語は、どれも「良くしよう」として足していたものだった。結果に効いていたかを検証せず、なんとなく付け足していた。
揃える単位を決める
すべてを揃える必要はないと気づいてから、楽になった。
- カテゴリごとに絵柄を決める。記事ごとには揃えない
- 背景だけ揃え、主題は自由にする
- 色だけ揃える。構図は変える
3つ目が運用しやすかった。一覧に並んだとき、色が揃っていれば同じサイトのものに見える。構図まで揃えると、今度は単調になる。
参照画像を渡すのが最短だった
言葉で絵柄を説明するより、1枚渡すほうが確実に伝わる。
- 気に入った1枚を基準として保存しておく
- 次からはそれを添えて「この絵柄で、題材だけ変えて」と頼む
この方法に変えてから、プロンプトは2行で済むようになった。説明しようとしていたことを、見せるだけで済ませられる。
基準の1枚を決めるとき
最初の1枚は時間をかけて作る。ここが決まれば後が楽になるので、20枚ほど出して選んだ。選ぶ基準は「10枚並べても飽きないか」にした。
並べて確認する癖をつけた
1枚ずつ見ていると、ばらつきに気づけない。作ったら必ず既存の並びに置いて見ている。
- 記事一覧の画面を開き、新しい画像を混ぜた状態で眺める
- 縮小表示でも確認する。小さくすると色の差だけが残る
- 浮いていたら、採用せずに作り直す
2つ目が判断しやすい。細部は見えなくなり、色と明るさの差だけが目に入る。一覧で並ぶときの見え方に近いので、実際の印象と一致する。
作り直す基準
「少し違う」程度なら採用している。完全に揃えようとすると枚数を重ねることになり、時間が合わない。明らかに浮いているものだけ差し替える、という線にした。
どうしても揃わないもの
工夫しても揃わない要素がある。
- 人物の顔 — 同じ人として揃えるのは別の機能が要る
- 細かい小物 — 指定しても毎回変わる
- 文字 — そもそも崩れる
これらは「揃える対象から外す」と決めた。人物を使わない、小物を写さない構図にするほうが、指示を重ねるより早い。
運用を仕組みにする
その場の工夫だと忘れるので、手順として残した。
- カテゴリごとの基準画像を1枚ずつ保存する
- プロンプトの定型を1つのファイルにまとめる
- 新しく作ったものは、既存の並びに置いて確認してから採用する
3つ目を入れてから、浮いた画像が減った。1枚単体で良く見えても、並べると違和感が出ることがある。判断は必ず並べた状態で行う。
まとめ
- 言葉を足すほど解釈の幅が広がり、ばらつきが増える
- 絵柄を決める語は2〜3語に絞る
- 相反する形容詞が混ざっていないか見直す
- 色だけ揃えると、単調にならずに統一感が出る
- 言葉で説明するより、基準の1枚を渡すほうが速い
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