画像の代替テキストを、AIに書かせるときの注意
省略していた代替テキストを入れることにしました。任せる範囲と、自分で書く範囲の話です。

この記事の結論
- 代替テキストは、画像が見えない人のための説明
- 見たままを書かせると、文脈に合わない
- 何のために載せた画像かは、こちらが伝える
- 代替テキストは、画像が見えない人のための説明
- 見たままを書かせると、文脈に合わない
- 何のために載せた画像かは、こちらが伝える
画像の代替テキストを空のままにしていた。入れることにしたが、何を書くか迷ったので整理した。
何のためのものか
まず役割を確認した。
- 画像が表示されないとき、代わりに表示される
- 読み上げる機能を使う人に、内容を伝える
- 検索エンジンが、画像の内容を把握する手がかりにする
2つ目が本来の目的だ。検索対策のために書くものではないと理解してから、書く内容が変わった。
見たままを書かせた失敗
画像を渡して「説明して」と頼むと、こうなった。
- 写っているものを網羅的に書く
- 色や構図まで細かく書く
- 長くなり、読み上げると延々と続く
3つ目が問題だ。読み上げる人にとって、長い説明は苦痛になる。
文脈を伝える
何のために載せた画像かを伝えると、適切になった。
この画像の代替テキストを書いてください。
- 記事の内容:(テーマ)
- この画像を載せた理由:(何を示したいか)
- 文字数:50字以内
見たままの描写ではなく、
この文脈で何を伝えるべきかを書いてください。2つ目が最も効く。同じ画像でも、載せた理由によって書くべき内容が変わる。
画像の種類で分ける
すべての画像に同じ書き方をしなくてよい、と分かった。
- 内容を伝える画像 — 何が写っているか説明する
- 手順の画面 — どこをどう操作するか書く
- 装飾だけの画像 — 空にする
3つ目が意外だった。装飾の画像に説明を付けると、読み上げの邪魔になる。空にするのが正しい。
長さの目安
実際に読み上げてみて、長さを決めた。
- 50字程度。読み上げて数秒
- 100字を超えると長く感じる
- 詳しい説明が要るなら、本文に書く
3つ目が原則だ。重要な情報を、代替テキストだけに書かない。
自分で書く部分
任せきりにできない部分がある。
- 画面の写しで、どこを見てほしいか
- 図で、何を示しているか
- 記事の文脈でどう位置づくか
1つ目は特にそうだ。画像を見ただけでは、どこが重要か分からない。
やらないほうがよいこと
調べていて、避けるべきとされていることも分かった。
- 検索語を詰め込む
- 「画像」「写真」と書き出す。読み上げる側で分かる
- すべての画像に、同じ文言を入れる
3つ目は、空にするより悪い。意味のない説明が繰り返されることになる。
既存の画像への対応
過去の記事の画像も、空のままだった。
- 全部やろうとすると終わらない
- 読まれている記事から順に手を付ける
- 新しく載せるものは、必ず書く
3つ目を習慣にすれば、これ以上は増えない。過去の分は、少しずつ進めている。
確認の仕方
書いた後、確認する方法も決めた。
- 画像を非表示にして、文章だけで意味が通るか見る
- 読み上げる機能で、実際に聞いてみる
- 長すぎないか、不要な繰り返しがないか見る
1つ目が簡単で効果的だ。画像が無くても記事が成立するかが分かる。
ファイル名も見直した
代替テキストを整えるついでに、ファイル名も直した。
- 生成したままの名前は、意味を持たない文字列になっている
- 内容が分かる英字の名前に変える
- 日本語のファイル名は避ける。URLが読めない形になる
3つ目は実害があった。日本語のファイル名は、URLで符号化されて長い記号列になる。共有したときに、何の画像か分からない上にリンクが壊れやすい。アップロードする前に名前を変える、という一手間を習慣にした。
やってみて分かったこと
代替テキストを書くようになって、副次的な効果があった。
- 何のために載せた画像か、自分で説明できないものがあった
- 説明できない画像は、そもそも不要だった
- 画像の枚数が減り、記事が軽くなった
2つ目が思わぬ収穫だった。説明できない画像は、飾りでしかない。
まとめ
- 代替テキストは、検索対策ではなく読む人のためのもの
- 見たままを書かせると、長く文脈に合わないものになる
- 載せた理由を伝えると、適切な内容になる
- 装飾だけの画像は、空にするのが正しい
- 画像を非表示にして、文章だけで通じるか確認する
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