サイトが遅い原因を、推測ではなく測って特定した
重そうな箇所を勘で直していました。測ってから直すと、全然違う場所が原因でした。

この記事の結論
- 勘で直すと、効果の無い場所を触る
- 測れば、どこに時間がかかっているか分かる
- 最も大きい1つを直すだけで、大半が改善する
- 勘で直すと、効果の無い場所を触る
- 測れば、どこに時間がかかっているか分かる
- 最も大きい1つを直すだけで、大半が改善する
サイトの表示が遅いと感じ、重そうな箇所を直していた。測ってみたら、まったく違う場所が原因だった。
勘で直していた頃
こういう直し方をしていた。
- 画像が多いから遅い、と考えて画像を減らす
- プラグインが多いから、と考えて減らす
- 効果が出ているか、確認していない
3つ目が問題だ。直した気になっているだけだった。
測る道具
ブラウザに入っている機能で測れる。
- 開発者ツールの通信の記録
- 何がどれだけ時間がかかったか、一覧で見える
- 大きい順に並べ替えられる
3つ目が最初にやることだ。一番大きいものから見れば、効率がよい。
測って分かったこと
自分のサイトの場合、こうだった。
- 最も時間がかかっていたのは、外部から読み込む書体
- 画像は、思っていたほど影響していなかった
- 最初の応答そのものが遅い場面があった
1つ目は想定外だった。自分のサイトの中ではなく、外に取りに行く部分が遅かった。
外部の読み込み
外から読み込むものは、こちらで制御できない。
- 書体
- 解析や広告の仕組み
- 埋め込んだ外部の内容
対処として、本当に必要か見直すことから始めた。書体は2種類に絞り、使う太さも限定した。
最初の応答
サーバーが応答するまでの時間も測った。
- ここが遅いと、何をしても速くならない
- サーバーの性能と、処理の重さで決まる
- キャッシュが効いているか確認する
3つ目で改善することが多い。毎回作り直しているページを、作り置きにするだけで変わる。
頼むときの伝え方
測った結果を渡して相談している。
表示が遅いので調べました。
【測定結果】
- 最初の応答まで:◯秒
- 最も時間がかかっている読み込み:(名前)◯秒
- 全体の転送量:◯MB
【環境】
WordPress / 使っているプラグイン
改善する方法を、効果の大きい順に挙げてください。数字を渡すと、一般的な助言ではなく、自分のサイトに合った答えが返る。
効果を確認する
直した後、必ずもう一度測っている。
- 直す前の数字を記録しておく
- 直した後に測る
- 変わっていなければ、その対処は効いていない
3つ目を確認せずに次へ進むと、効いていない対処が積み重なる。
遅さの種類を分ける
「遅い」と感じる原因は、1つではなかった。
- 最初に何も表示されない時間が長い
- 表示は始まるが、全部出るまで時間がかかる
- 表示後に、位置がずれ動く
3つ目は速度の問題ではないが、体感としては「遅い」に分類される。画像の大きさを指定していないと、読み込み後に場所が確保されてずれる。測定値が良くても、見ている人は使いにくいと感じる。数字だけでなく、実際に自分で開いて体感も確認するようにした。
やらなかったこと
やろうとして、やめたこともある。
- 速度を上げるプラグインを追加する
- 設定を大量に変える
- すべての項目を改善しようとする
1つ目は、重さを減らすために重いものを足すことになりかねない。測ってから必要なものだけ入れた。
スマホでの測り方
パソコンで測ると、実際の体感と合わない。
- 開発者ツールで、通信を遅くして測る
- 端末の性能を落とした想定でも測れる
- 実際のスマホでも、一度は確認する
1つ目は設定で切り替えられる。手元の回線が速いと、何をしても速く見えてしまう。読者の多くは、こちらより遅い環境で見ている。遅い条件で測ると、パソコンでは気づかなかった待ち時間が見える。この条件で満足できる速さにする、という基準に変えた。
どこまでやるか
完璧を目指すと終わらないので、線を引いた。
- 最も大きい原因を1つ直す
- それで満足な速さになれば、やめる
- ならなければ、次に大きいものを直す
1つ目だけで、体感がかなり変わった。細かい改善は後回しでよい。
まとめ
- 勘で直すと、効果の無い場所を触る
- 開発者ツールで、何が時間を使っているか測る
- 大きい順に並べ替えて、上から対処する
- 測定結果を渡すと、自分のサイトに合った答えが返る
- 直した後に測り、効いていなければ戻す
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