エラー文の読み方を覚えたら、AIに頼む回数が減った
エラーが出るたびに全文を貼って聞いていました。どこを見ればよいか分かってから、自分で解決できる割合が増えた話です。

この記事の結論
- エラー文は長いが、見るべきは最初の1行と行番号だけ
- 同じ形のエラーは繰り返し出る。覚えると自分で直せる
- それでも分からないときの貼り方にも、効く形がある
- エラー文は長いが、見るべきは最初の1行と行番号だけ
- 同じ形のエラーは繰り返し出る。覚えると自分で直せる
- それでも分からないときの貼り方にも、効く形がある
画面が真っ白になるたびにエラーの全文を貼って聞いていた。返ってくる答えは当たることも外れることもあり、やり取りが長くなりがちだった。読み方を覚えてから、聞く回数そのものが減った。
エラー文のどこを見るか
長い文字列が並んでいるが、必要な情報は決まっている。
- 最初の1行 — 何が起きたかが書いてある
- ファイル名と行番号 — どこで起きたか
- 残りの行 — そこに至るまでの経路。最初は読まなくてよい
3つ目を読もうとして混乱していた。経路の記録は、原因が分からないときに初めて使うもので、普段は見なくていい。
行番号が指すもの
示された行が原因とは限らない。その行で「おかしい」と気づいただけで、原因は手前にあることが多い。閉じ忘れた括弧などは、何行も後で検出される。
よく出る形を覚える
同じ種類のエラーが繰り返し出ることに気づいた。意味を覚えたものを挙げる。
- 〜 is not defined / undefined — 名前の綴り違いか、読み込み忘れ
- Cannot read property 〜 of null — 取ろうとしたものが存在しない
- Unexpected token — 括弧や引用符の対応が崩れている
- 404 — ファイルの場所が違う
この4つで、遭遇したエラーのかなりの割合を占めていた。意味さえ分かれば、自分で直せるものが多い。
エラーが出ない場合のほうが難しい
何も表示されずに動かないときが一番困る。そのときに見る場所を決めた。
- ブラウザの開発者ツールを開き、赤い表示を探す
- 通信の記録を見て、読み込みに失敗しているファイルがないか確認する
- サーバー側のエラー記録を見る
2つ目で解決することが多かった。画面上は何も起きていなくても、裏でファイルの読み込みが失敗していることがある。
それでも分からないときの聞き方
自分で見当がつかないときは聞く。貼り方で返答の精度が変わった。
次のエラーが出ています。
【エラー】
(最初の3行だけ貼る)
【状況】
- 何をしたら出たか
- 直前に変更した箇所
- 試して駄目だったこと
【環境】
- 言語とその版
- 動かしている場所「試して駄目だったこと」を書くと、同じ提案が返ってこない。これを書かずにいた頃は、既に試した方法を繰り返し提案されていた。
全文を貼らない理由
長いエラー記録を丸ごと貼ると、かえって的が外れることがあった。
- 無関係な警告が混ざり、そちらに引っ張られる
- 情報量が多いぶん、どこを重視するかの判断が入る
- こちらも、何が起きているか理解しないまま進んでしまう
3つ目が本質的な問題だった。貼って投げるだけだと、次に同じエラーが出ても自分で対処できない。
記録を残すようにした
解決したエラーは1行ずつ書き留めている。
- エラーの最初の1行
- 実際の原因
- どう直したか
同じエラーに再会したとき、記録を見れば数分で終わる。3か月ほど続けて20件ほど貯まったが、そのうち半数は2回以上出会っているものだった。
覚えておくと効く操作
エラーの読み方と合わせて、覚えると楽になる操作がある。
- 開発者ツールの開き方 — F12。これを知らないと何も始まらない
- ファイル内の検索 — 名前がどこで使われているか探せる
- 変更を戻す — 直前の状態に戻せると、切り分けが速い
3つ目が特に効く。壊れた状態で原因を探すより、動く状態に戻してから1つずつ入れ直すほうが確実だった。
まとめ
- 見るのは最初の1行とファイル名・行番号だけでよい
- 行番号が指す場所が原因とは限らない。手前を疑う
- よく出る4種類の意味を覚えると、自分で直せる割合が増える
- 聞くときは、試して駄目だったことを必ず添える
- 解決したエラーを1行記録すると、2回目が速い
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