SSL証明書の期限チェック
サイトのURLを入れると、SSL証明書の有効期限・残り日数・発行元を確かめられます。証明書の期限が切れると、ブラウザに大きな警告が出て、多くの人はページを開かずに帰ってしまいます。
SSL証明書とは
サイトの住所が https で始まるとき、ブラウザとサーバーの間の通信は暗号化されています。そのとき「このサーバーは本当にこの名前のサイトです」と証明しているのが、SSL証明書です。
証明書には有効期限があります。期限が切れたり、名前が合っていなかったりすると、ブラウザは「この接続ではプライバシーが保護されません」といった警告を出します。
有効期間は、どんどん短くなる
証明書のルールを決めている業界団体(CA/Browserフォーラム)は、2025年4月に、証明書の最長の有効期間を段階的に短くすることを決めました。
| 発行された時期 | 最長の有効期間 |
|---|---|
| 2026年3月15日から | 200日 |
| 2027年3月15日から | 100日 |
| 2029年3月15日から | 47日 |
年に1回、手で更新していた時代は終わりつつあります。自動で更新される仕組み(レンタルサーバーの無料SSLや、Let’s Encrypt の自動更新など)にしておくのが確実です。
結果の読み方
残り日数が少ない
手で更新する証明書なら、30日を切ったら手配を始めてください。自動更新の発行元(Let’s Encrypt など)は、ふつう残り30日前後で新しい証明書に替わります。残り20日を切っても替わっていないなら、自動更新が止まっているおそれがあります。サーバーの管理画面で、SSLの設定と更新の記録を確かめてください。
名前が一致していない
証明書が別のドメイン向けに発行されている状態です。「www あり」と「www なし」の片方だけに証明書がある、サーバーを引っ越したときに設定が漏れた、といった原因がよくあります。
信頼できない証明書
自分で作った証明書(自己署名)や、途中の証明書(中間証明書)が足りない設定のときに出ます。ブラウザによって警告が出たり出なかったりするため、気づきにくい不具合です。
期限が切れると、何が起きるか
ブラウザが全画面の警告を出し、ページを開くには「詳細設定」から先へ進む操作が要ります。ほとんどの人はそこで帰ります。お問い合わせフォームや予約、決済も使えなくなります。
サイトだけでなく、アプリやほかのサービスとの連携も止まります。連携する側のプログラムは、警告を無視して進むことができないからです。
無料と有料の証明書の違い
暗号化の強さは、無料でも有料でも変わりません。違うのは確認の深さです。無料の証明書(ドメイン認証)は「そのドメインを持っていること」だけを確かめます。有料の一部(企業認証など)は、会社が実在するかまで確かめます。ふつうのサイトなら、自動更新される無料の証明書で十分です。
期限切れを防ぐために
- レンタルサーバーなら、無料の自動更新SSLを使う
- 有料の証明書を使っているなら、期限の1か月前に通知が来るようにしておく
- 「www あり/なし」の両方で https が開けるか確かめる
- サーバーやドメインを移したときは、その日のうちに証明書を確かめる
確かめる頻度
自動更新にしているなら、月に1回この道具で残り日数を見るだけで十分です。更新が止まっていれば、残り日数が減り続けるので気づけます。
手で更新しているなら、更新した直後にも確かめてください。新しい証明書に替わったつもりで、古い証明書が残っていることがあります。有効期間が短くなるほど、確かめる回数も増えます。手で更新している場合は、自動に切り替える準備を始めておくのがおすすめです。
この道具は、ブラウザがページを開くときと同じ手順で証明書を受け取るだけです。サイトの中身は読みません。
関連
- CA/Browser Forum「Ballot SC-081v3」(有効期間の短縮の日程)
- セキュリティヘッダー診断(https を強制する設定も確かめられます)
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