AIで書いた記事と自分で書いた記事、3か月分の読まれ方を比べた
同じサイトに両方を混ぜて3か月。アクセス数ではなく、読まれ方の差がはっきり出ました。

この記事の結論
- 流入は大きく変わらなかったが、滞在時間に差が出た
- 差が出たのは「具体例の有無」で、書き手の違いではなかった
- AIで書いても、材料をこちらが出せば近い数字になった
- 流入は大きく変わらなかったが、滞在時間に差が出た
- 差が出たのは「具体例の有無」で、書き手の違いではなかった
- AIで書いても、材料をこちらが出せば近い数字になった
記事の作り方を混ぜて3か月運用した記録。母数が小さいので一般化はできないが、傾向として見えたものを残す。2026年4月時点の集計で、サイト規模は月間数千回の表示という水準である。
比べ方
記事を3種類に分けた。
- A — テーマだけ渡してAIに書かせ、誤りを直して公開
- B — 自分の体験や数字を箇条書きで渡し、AIに文章化させた
- C — 全部自分で書いた
公開頻度と文字数はそろえた。カテゴリも偏らないように配分している。
流入はほぼ変わらなかった
検索からの表示回数は3種類で大きな差が出なかった。見出しとテーマの選び方で決まる部分が大きく、本文の作り方はここに効きにくいようだ。
クリック率もほぼ同じだった。検索結果の画面では本文が見えないので当然ではある。
差が出たのは滞在時間
開いた後の数字で分かれた。
- A — 最も短い。冒頭だけ読んで離脱する割合が高い
- B — Cとほぼ同じ
- C — 最も長い。ただしBとの差は小さい
AとB・Cの差がはっきりしていた。書き手がAIかどうかより、中身に固有の情報が入っているかで分かれている。
Aの記事を読み直して分かったこと
Aは読みやすい。文法も構成も整っている。ただ、どこかで読んだ内容しか書いていない。検索して出てくる情報を並べ直したものになっている。
読み手は冒頭数行で「知っている話だ」と判断して閉じる。文章の質ではなく、新しい情報があるかどうかで判断されている。
Bの作り方が現実的だった
Bは、こちらが材料を出してAIが組み立てる形だ。渡しているのは次のようなものになる。
- 実際にやった手順と、かかった時間
- うまくいかなかった点と、そのときの状況
- 数字(金額、回数、日数)
- 判断に迷った箇所と、最終的に選んだ理由
これを箇条書きで渡すと、文章としてまとめてくれる。材料集めはこちらにしかできず、組み立ては任せられるという分担になった。
かかる時間
Cは1本に3〜4時間。Bは1〜1.5時間。Aは20分程度。Bの数字が実用の範囲に収まったので、現在はBを中心にしている。
どの種類でも必要だった作業
AでもBでも、公開前の確認は省けなかった。
- 固有名詞の表記 — サービス名の綴りや大文字小文字が違うことがある
- 数字 — 料金や日付が実際と違う場合がある
- 断定の強さ — 「必ず」「すべて」が入ると、例外を見落としている
3つ目は見落としやすい。文章としては自然なので、読み飛ばしてしまう。断定表現だけを抜き出して確認する手順を挟むようにした。
3か月で変えたこと
途中で方針を2回変えた。
- 1か月目 — Aを多めに出して本数を稼いだ。滞在時間が落ちた
- 2か月目 — Bに切り替え。本数は減ったが数字が戻った
- 3か月目 — Bを維持しつつ、材料のメモを日常的に取るようにした
3か月目の変更が効いた。記事を書く段になって材料を思い出そうとすると出てこない。作業中にメモを残しておくと、Bの所要時間がさらに短くなる。
向き不向きがあった
Aでも問題なかった種類もある。
- 用語の説明 — 定義が決まっているものは、固有の体験が不要
- 手順の整理 — 公式の情報を分かりやすく並べ直すもの
逆に、感想や判断が中心の記事はAだと空振りした。読み手が求めているのが書き手の判断そのものだからだと思う。
数字を見るときに気をつけた点
3か月という期間は短く、断定できるほどの材料にはならない。読み違えそうになった点を挙げる。
- 公開した時期が違う — 古い記事ほど数字が積み上がる。同じ期間で切って比べ直した
- テーマの人気差が混ざる — 作り方ではなく題材で差がつく。カテゴリごとに分けて見た
- 滞在時間は読了の証拠ではない — 開いたまま離席した場合も長く出る
3つ目があるので、滞在時間だけを根拠にはしていない。最後まで到達した割合と合わせて見ると、AとB・Cの差は同じ向きに出ていた。
それでも分からなかったこと
Bの記事が良かったのは、材料が入ったからなのか、こちらが時間をかけたからなのか。この2つは切り分けられていない。同じ材料で時間だけ変えて比べる必要があるが、そこまでの本数が揃っていない。
まとめ
- 流入は作り方で変わらない。見出しとテーマで決まる
- 滞在時間は、固有の情報があるかで分かれた
- 材料をこちらが出し、組み立てを任せる形が現実的だった
- 確認作業はどの作り方でも省けない
- 定義や手順の説明は、材料なしでも成立する
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